加藤智大ゴルゴ説!?
秋葉原で17人を殺傷した加藤智大容疑者は、殺人請負人だった、とする大胆な説が出て参りました:
秋葉事件は日本人殺りくの予告(上)(PJnews)
http://news.livedoor.com/article/detail/3731421/
殺人請負ってことは、ゴルゴみたいなもんですかね?
記事では、「恐らく、加藤容疑者はスケープゴートか、支配権力筋に頼まれた契約犯行者に違いない。」と断言されています。
その根拠としては、例えば下記のようなもの:
「NHKニュースによれば、男がトラックで交差点に突っ込んでから警察官に取り押さえられるまで2分しかかかっていない。身柄を確保したのは裏通りに入ったとき。警察の組織内組織に属する警察官が初めから配置されていた可能性がある。」
なるほど、興味深い推理です。
ところで、この記事中で特筆すべきことが2つあります。
1つは、これ:
「転職や派遣といった容疑者の不安定な就労状況を挙げ、『弱者』に厳しい社会に問題の根本原因があると主張する左翼系メディアや市民記者のインターネットコラムもある。これらは良心的なメディアといえる。」
う〜ん……、褒めていただいてるのは大変嬉しいのですが、不安定労働について糾弾すると、やっぱり「左翼」の仲間入りしちゃうんですかね?
これには私、違和感あります。
「日本人がまだまだ貧しくなろうとも、中国相手に商売するからそんなの関係ない」「日本人の賃金は世界的に見て大いに下げる余地がある」「『福祉目的税』などの名称を付けて消費税増税を行うことで財源を作り、法人税を諸外国並みまで下げろ」などの主張を繰り返す財界に対して反対の態度を取ることは、やっぱり左翼活動になってしまうのでしょうか?「反国家活動」なのでしょうか?
それともう1つ。
記事は、事件から数日経って突然、繰り返し流され始めた防犯カメラの映像に疑念を示し、あれはネットに「時間です」と書き込んでから30分以上も犯行に及ばなかった不自然な事実を説明するために出されたものなのではないか?というような推理を書いていらっしゃるのですが、その部分での下記の記述:
「防犯カメラの画像など、まゆつば物だ。警察に不利なら『消えた』とするし、起訴したい犯人が映っていなければ合成する。植草一秀元教授が巻き込まれた2004年の品川事件や三浦和義社長の2007年の万引容疑を見れば分かる。」
おお!
私はかねてより、植草元教授は、もしやハメられたのでは?という珍説を披露して参りましたが(笑)、そういう疑惑は既にあったんですね。
こりゃまた私が不勉強だったのですが、しかしなんだか心強くなってしまったぞ!?(^^;