It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

前略、日本経済新聞「春秋」殿

いつも感心し、うなりつつ拝読しております。
以前の記事にも書きましたが、貴紙「春秋」欄は、博覧強記の方にしか書けない優れたエッセイです。読んで賢くなり、しかも言及されている教養知識が内容と強力にリンクしている……。これは間違いなく、私には生涯、真似のできない偉業でございます。本当の話、私は若い人たちに、朝日の「天声人語」より、貴紙の「春秋」欄を薦めております。


さて、土曜朝刊の「春秋」欄も拝読しましたが、ブロガーが圧力団体となっているとのご指摘、嬉しい思いで拝読しました。


どうも最近、日本経済新聞社さまからのアクセスをいただいているなぁ……と思っていたのですが、ブログの世論調査をなさっていたのですね。
その結果、「先月下旬の一週間、インターネットのブログ……に記された話題の断然トップが『国籍法』だった」とのことで、いまやブロガーも「圧力団体になりうる時代になったらしい」とのご指摘。


これはまず一言、嬉しいです。


私は紙媒体にはなかなか意見を採り上げていただけず、仕方なく、どうせ誰も読まなかろうとは思いつつもこうしてネットで意見を発信しております。
初めは固定読者さまが8名。(笑)
全て、私のお友だちでした。
それが19名に増え、
と思っていたところ、先日久しぶりにアクセスログを確認したところ、固定ユーザーさまが60人ほどになっておりました。
拙文を定期的に読んでくださる方が着実に増えており、うれし涙を流しているところです。


こんな私にとり、ブロガーが圧力団体と化しているとのご指摘は、大変、心強いものでございます。
今回の「国籍法」の件も、悪用を恐れた慎重論ばかりがブログに目立つとのことで貴紙は不快感を表明されていらっしゃいますが、ブログには大新聞・メディアには報じてもらえない社会の真実が書かれるケースが多いと思います。そうなれば必然、国と貴紙とには苦々しい主張が多くを占めるのはやむを得ないことと存じます。
私も、一『日本経済新聞』ファンとして、全然悪気があって記事を上げているつもりはございません。


お国の言い分は政府と貴紙とが大々的に述べ、庶民の言い分はブロガー(なる圧力団体(笑)が述べる、という棲み分けで如何なものでしょうか?


追記:
全国のブロガー同志各位、これからも新興圧力団体として、ギューギューと圧力をかけましょう!(笑)
我々の筆……もとい、キーボードは、決して無力じゃないです。