It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

昨日発表の炉心溶融を2ヶ月前発表して更迭された保安院の人の件

※3月のことを「先月」と書いてしまいましたので今、修正いたしました。なお、この誤りによってただちに健康への影響が出るということはございません。


ご案内の通り、福島第1原子力発電所1号機にて、炉心の燃料棒が溶融し、いわゆる「メルトダウン」が起こっていたことが発表されました。ことここに至っては「もはや打つ手はない」との声も専門家から漏れているそうで、一説にはレベル7もレベル7、チェルノブイリ越え状態とも言われています。


しかしこの事態、既に2ヶ月も前(3月)の12日に原子力安全・保安院から発表されておりました。
発表者は今の西山英彦氏ではなく、その前任者、中村幸一郎審議官です。
同氏は3月12日の会見にて、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と発表しました。そしてこの会見を最後に我々は同氏の姿を見ることがなくなり、何故だか今までは横でささやいていた西山氏が中央でしゃべるようになったのです。


これは菅首相による更迭で、一部報道では某経済産業省幹部が、「菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、もう会見させるなといってきた」と述べているそうです。


菅政権のやり方は、ある意味一貫していて、「とにかくパニックを起こさせないように」、この一点で行動しているのですよね。だから発表されるデータに信頼性はなく、海外メディアにはとうに完全に見放されています:



【画像】誰一人来ない中、海外メディア向けに会見を行う保安院ら。


東日本はもう駄目なのなら駄目と、全て正直に言ってもらった方が安心できます。「国民に不安を与えた」のは中村審議官じゃあありません。菅さんです。枝野さんです。原子力安全・保安院です、東電です。
良い加減に気付け。