陛下の手術に見る神のサイエンスへの赦し
天皇陛下(気を付け!……直れ!)の心臓バイパス手術が無事成功したようです。誠に慶事であります。
ところでこの手術で初めて知りましたが、人間には内胸動脈というものがあって、これが盲腸みたいに、あってもなくてもあんまし関係なく走ってるものらしいんですな。で、これがうまい具合に心臓付近を通っているため、バイパス手術が可能になるということで。
この話を聞いて、私は、ああ神は、人類がサイエンスを究めて行くことをお赦しになられているのだな、と思いました。わざわざあまり意味のない動脈を走らせておいて、それを使って、さあどうする?と。神はそのように私どもを天からご覧になっているのではないかと。そんな風に思いました。
神が用意されたツールを使って、私たち人類はどんどんサイエンスして良いんですよ。地動説結構、進化論結構っていう。