【朝日「声」ボツ文章】長野地震でのレジ店員さんに感動した！

　長野県北部で起きた大地震のニュースをテレビで見ている中、とあるスーパーの防犯カメラ映像が大変印象的でした。レジ担当の女性店員さんが、激しい揺れの起こると同時に素早く行動し、左手でテーブルにつかまりつつ右手を挙げて何か叫んでいるのです。声は入っていませんが、様子から見てお客様へ指示を出していた様子でした。頭上のものも大きく揺れ、買い物かごを積み上げたキャスターは暴れる中、ご自分の身は一切構うことなく、ひたすら店内に指示を出していらっしゃいました。
　東京五輪招致の際「おもてなし」というキャッチフレーズで日本人の特別な良質さがアピールされましたが、アメリカ合衆国でその民度の高さを思い知った経験を持つ私には、どうもしらじらしいものが感じられました。日本人はそこまで良質な国民なのか？
　しかし今回の防犯カメラ映像は、私に日本人の素晴らしさ、立派さを痛感させてくれました。あの猛烈な揺れに突如見舞われる中で、とっさにあの行動を取れる国民がどれほどいることでしょうか。

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やはり朝日で日本人礼賛は駄目だったか。