It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

経済人の言葉 今昔

ネットで、今昔経済人の言葉をまとめて下さった方がいて、大変興味深かったため引用、紹介いたします。
内容に虚偽や脚色などがないことは、私も全て見聞きした言葉なので間違いありません。
こうして見ると、経済人もずいぶんと変わったものですね。


#それにしても本田宗一郎氏の言葉は、いかにも同氏らしくて笑えます。(笑)同氏は毎年新入社員を迎えると「ざまぁみろ!」と言ったそうですね。学歴などない俺さまが大卒のてめぇらを「使う」んだ!ガッハッハ!(笑)って。(笑)
それでも全然、実は威張ったりしていなかったところが、今の成金経営者と180度異なる点です。



【参考資料:昔の経済人の言葉】

岩崎弥太郎三菱財閥創始)
「およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。それは、必ず後に大きな利益をもたらすからである」


本田宗一郎本田技研工業創業者)
「社長なんて偉くもなんともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ」


土光敏夫(第4代経団連会長)
「社員諸君にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く」


ヘンリー・フォード (フォード・モーター創業者)
「奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰える」
「ほかの要因はさておき、我々の売上は、ある程度賃金に依存しているのだ。より高い賃金を出せば、その金はどこかで使われ、ほかの分野の商店主や卸売り業者や製造業者、それに労働者の繁栄につながり、それがまた我々の売上に反映される。全国規模の高賃金は全国規模の繁栄をもたらす」


松下幸之助松下電器産業創業者)
「産業人の使命は、水道の水のごとく物資を無尽蔵たらしめ、無代に等しい価値で提供することにある。それによって人生に幸福をもたらし、この世に楽土を建設する」
「Peace and Happiness through Prosperity 繁栄によって平和と幸福を」


渋沢栄一(実業家)
「その事業が個人を利するだけでなく、多数社会を利してゆくのでなければ、決して正しい商売とはいえない」


【参考資料:イマドキの経済人の"言葉"1】

奥田 碩(日本経団連名誉会長 元トヨタ自動車会長)
「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」


宮内義彦オリックス会長 元規制改革・民間開放推進会議議長)
「パートタイマーと無職のどちらがいいか、ということ」


奥谷禮子(人材派遣会社ザ・アール社長 日本郵政株式会社社外取締役 アムウェイ諮問委員)
「格差論は甘えです」
「競争はしんどい。だから甘えが出ている。個人の甘えがこのままだと社会の甘えになる」


篠原欣子(人材派遣会社テンプスタッフ社長)
「格差は能力の差」


南部靖之(人材派遣会社パソナ社長)
「フリーターこそ終身雇用」


林 純一(人材派遣会社クリスタル社長)
「業界ナンバー1になるには違法行為が許される」


渡邉美樹(ワタミ社長)
「24時間仕事のことだけを考えて生きろ」
「人間はなにも食べなくても[感動]を食べれば生きていけるんです」


【参考資料:イマドキの経済人の"言葉"2】

箕浦輝幸(ダイハツ工業社長)
「最近は若者があんまりお金を持ってないと、いうのがあって若者が少し車離れしてるんですね、それで(聞き取れない)お金がないって事でそういう 連 中 が少し安い車という流れも少しある」


鈴木修(スズキ会長)
「土曜休んで日曜も休む奴は要らない。8時間働けばそれでいいなど通用しない。成果で報酬がでるんだ」


秋草直之(富士通代表取締役会長)
「業績が悪いのは従業員が働かないからだ。」


御手洗冨士夫(第6代キヤノン会長、第2代経団連会長)
偽装請負は法律が悪い」
「新入社員の給料は学生時代の成績や論文で評価しろ」


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なお、私(poorie)による補足です:

・「業界ナンバー1になるには違法行為が許される」と社長が豪語した「クリスタル」は行政処分を受け潰れ、現在「グッドウィル・プレミア」となっています。
・NOVAの前社長氏は、メディア的には寡黙な方でしたが、どんなお考えの持ち主だったでしょうね?
・『日本経済新聞』によれば、現代の経営者たちが殺伐とした言葉を口にする理由は決して彼らの人間性が低いなどの理由ではなく、長引く景気低迷下で「必死なだけなのだ」そうですので、付記しておきます。
・あと政界の方の発言も加えれば、こんなのもありますね:
小泉純一郎(元日本国総理大臣)
「格差はいつの時代、どこの国にだってある!格差があるのは、こりゃ、当たり前ですよ!」
「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」……あ、こりゃ違うか。(^^;


【お詫びと訂正】
下記コメント中で「奥田経団連の出した「新時代の『日本的経営』」と私が書いておりますが、正しくは「永野日経連が出した……」でした。奥田氏始め皆さまにお詫びして訂正いたします。m(_ _)m