橋下大阪府知事「もうＮＨＫには出ない」

ＮＨＫ大阪放送局の「かんさい特集」ちゅう番組に出演した橋下徹大阪府知事が、公務のため３０分遅れて登場したことに対し、司会の女子アナから執拗に「遅刻です」、「およそ３０分の遅刻ですが」などと言われて不機嫌になった件ですが、これは遅刻ではなく事前にＮＨＫに対し「公務の都合で番組には間に合わない」と伝えてあったそうですね。
でも「ＮＨＫサイドが公務を切り上げてでも番組に出ろと強硬に言ってきた」と府知事側は発表しています。

ことの真偽は私には分かりませんが、上のセリフは、いかにもＮＨＫが言いそうな言葉だと思いますよ。
前にダウンタウンの松っちゃんがキレて言っていた紅白出場の時の
「皆さん、紅白出場おめでとうございます！」
てＮＨＫスタッフの言葉、思い出した。（笑）
松っちゃんsaid：「紅白出場『有難うございます』やろ！」
実にその通りです。
ＮＨＫには、「おまいら、天下のＮＨＫに出してもらえてラッキーだな」という意識があるんですよね。だから松っちゃんが言っていたようなセリフも自然と出てしまう。何か岩波書店と同じ臭いを感じます。
岩波も、本出してもらうためには履歴書、推薦状、代表的著作３点などなど、「大学教授の求人か！？」と言いたくなるような高飛車なハードルを突きつけられます。だから普通の人には、いくらユニークな発想があろうと岩波から本は出せない。（幻冬舎から出ます。（笑）
たぶん岩波も、本が出せた暁には「岩波から出版、おめでとうございます！」って言いそうな気がするんだよなぁ。（笑）

橋下府知事は「もうＮＨＫには出ない」と発言したそうですが、本当にそれを貫くと良いと思いますよ。あくまで「日テレの橋下」、「島田紳助の橋下」で通したら良いと思います。それでこそ真の反権力です。日本人はＮＨＫと岩波に弱すぎる。
『広辞苑』には誤った記述が少なからず掲載されて来た事実があるのに、学会などで別の国語辞典使って発表するとオバチャン教授らからボコボコに叩かれます。電子辞書にもたいてい『広辞苑』が収録されてますよね。その中でCASIOのGT9300などには『大辞泉』が載っている。これはCASIOの電子辞書作りに対する真摯さの表れと私は評価しています。（←って、これまた偉そうな言い方ですが。（笑）

橋下氏は学生時代、家庭教師の派遣会社を経営してたそうです。家庭教師派遣業といえば、あなた、ピンハネし放題の「おいしい」業種です。講師はみんな「個人事業主」として「雇用」し（←ここ、矛盾してるんですけど法律家の先生方も見て見ぬふり）、その講師らにせっせと動き回ってもらって収益を得る。
上の事実から私は、橋下という人はどうも、うさん臭いぞ？と思って来ました。
ただ、それはそれとして、今回のＮＨＫ関連発言、私は橋下氏を応援しますよ。もう二度とＮＨＫのオファーは受けないで下さいね。（かつてZARDがそうしていたように。）そうやって、出る人がいなくなって行かなければＮＨＫは目覚めないんです。受信料払う人や見る人は着実に減ったけれども、彼ら全く目覚めない。
数日して「なーんちゃって」とか言って出演しないでくださいよ！？（笑）