It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

日経かんそうぶん「春秋(2/16付)」

今ごろ16日の日経朝刊読んだんですが(^^;、いつも感心する「春秋」に、また面白いこと書いてありました。と言っても今回は、その内容というより、中に書かれていたエピソードから勝手に私が連想働かせて面白がってるだけなんですが。


問題の「春秋」は、鳩山邦夫法相が鹿児島の12人えん罪確定事件に関し「冤罪と呼ぶべきではないと考える」と発言したことについてです。「無実なのに有罪が確定すれば冤罪だが、裁判で無罪になったのだから冤罪ではない」という難解な鳩山解釈に対して「春秋」は、「が、罪がないのに疑われること自体も冤罪だと、大きな辞書には書いてある。」と、さりげなく面白いです。
しかし、本当に面白かったのはその後のところ。


翌日陳謝した鳩山氏は、「今後冤罪という言葉は公式の場では一切使うまい」と発言しました。これに対して「春秋」の突っ込みは、「誰も使うなとは言っていない、正しく使えと注文しているだけなのに。」(笑)まさしく、その通りです。(笑)


私、ここ読んで思い出したんですが、……勝新太郎。(笑)
パンツの中に麻薬隠してるのを見つかって一言:「もうパンツは穿かない。」(爆)
鳩山法相の謝罪会見て、これと全く軌を一にするものではなかったですかね?(笑)
なんか頭ん中で連想ゲームが始まり、可笑しくなりました。


今回は下らん「かんそうぶん」となってしまいましたが、日経の「春秋」はいつも素晴らしいです。筆者の教養がにじみ出る文章で、しかもその教養の使い方が上手い。
私には到達不可能な域ですね。