It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

杏野はるなちゃん炎上ブログ記事は、偽装時代にあるべき消費者態度

杏野はるなちゃんがブログでトイレットペイパーを使った実験を行い、目下、炎上しております。


http://blog.livedoor.jp/tokyozukananno/archives/50973809.html


杏野はるなの実験室アーカイブ  トイレットペーパーの真実」と題されたこの記事は20日に投稿され、現在266ものコメントが付いておりますが、どうも非難の声が大半の模様です。


「実験」の内容というのは、トイレットペイパーのダブルとシングルって、どちらがお得なんだろう?という素朴な疑問を解きほぐすべく、公道を用いて実際にダブルとシングル両方のトイレットペイパーを伸ばし、その長さを比較する、というものです。
ブログにはその実験風景が多数の画像と共に解説されています。


これに対してコメントでは、「道路交通法第76条3(何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない。)」を根拠とした批判やら、「つまんね。」などのぶった切りなどが延々と書かれております。


確かに公道をこのように利用したことは責められても仕方のないことだと私も思いますし、資源の無駄遣いという批判も当たっているでしょう。
しかし、トレビアンニュースの
「トイレットペーパーの長さって袋に書いてあるような……。」
という声は、ちと違う気がします。


http://news.livedoor.com/article/detail/3605996/


ご存知の通り、現代は「偽装」の時代です。
私も「偽装個人請負」ですし、「偽装管理職」、「耐震偽装」、「食品偽装」等々と、この日本から「偽装」でないものを探す方が難しいのではないか?といった現状です。昨年の漢字は「偽」でした。
そうした中にあって、トイレットペイパーの長さが袋に書かれてあるからと言って、それを鵜呑みにするようでは賢い消費者にはなれません。「実際に測ってみよう!」と思い立った杏野はるなちゃんは、その点で正しいと思いますし、科学的であるとまで言っても過言ではないように思われます。


はるなちゃんの記事には、行き過ぎは確かにあったとは私も認めますが、「ゆとり」思考の現代にあって科学の根本的態度を示し、「偽装」の時代にあって賢い消費者となるための態度を示したという点では、なかなかの記事ではないのかと愚考いたしますが、
どうでしょうか?