It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

また本の衝動買いして来た

大好評の(笑)しょーもない日記風を上げたいと思います。
本の話題ですが、昨日は3冊、衝動買いして来ました。
まずは、



黒川智花フォトエッセイ集 With You』(近代映画社)。
ふと立ち寄った小さな本屋で見かけ、クラクラと萌えて気付けばお会計してました。(^^;
中学入学を控えた小6の時から大学生となった今日までの智花ちゃんを記録したフォトエッセイ集です。
智花ちゃんが全く劣化しないどころか、みるみる愛らしく、美しく成長していることに感動必至な一冊。おたくにも是非!


続いてムネカタスミト『ブラック企業の闇―それでもあなたは働きますか?』(晋遊舎ブラック新書 8)。


ご自身、アキバでブラック企業勤務を経験されたという著者による、ブラック企業の実態と見ぬき方、そしてブラック企業が生まれた経緯が記された迫力の一冊です。
ブラック企業については私も経験済みで、またネットでも情報収集していたつもりなのですが、それでも驚愕し打ち震える恐ろし〜い実態の数々(((( ;゚Д゚)))……。
就職、転職を考えている皆さんはもちろん、広く国民に読まれるべき著作ですね。
ただ、「一億総中流」が途中から「一億中流」という誤記に変わり、以降ずっとそのままなど、編集さんがしっかりチェックしていないあたりが残念です。


2ちゃんねるの就職、転職系スレに出入りしている方々にはお馴染みの「ブラック就職偏差値ランキング」表(笑)が載っていますが、しばらく見ない間に、最新版ではNOVAとグッドウィルが殿堂入りしてたんですね。(笑)


殿堂  【祝】NOVA【倒産】  グッドウィル


ってトップを飾ってます。(^^;


この表をご覧いただくと、すぐお気づきになると思うのですが、ここで偏差値が高い企業は、日経新聞での扱いも大きく、業績の伸び率でも「高偏差値」なのです。
いかに現在、日本が謳歌している戦後最長の大景気が、非正規雇用と劣悪な待遇のお陰で達成できているかが、良く分かります。そして私は、そうして日本の大景気を維持し続けている自分を褒めてあげたい気持ちでいっぱいになります。(^^;
ちなみに、私の勤務先はブラック偏差値62でした。
大したことないですね?(^^;


それともう一個気付くのは、以前の記事でご紹介した日本マクドナルドCEOの原田泳幸氏のお名前が、他のブラック企業の実態例でも顔を出すことです。
原田氏は藤田田氏の退陣後、「敏腕経営者」として日本マクドナルドに引っ張られて来た方ですが、同氏の「敏腕」がブラックのタネとなっている、ということなのでしょうか?
それは分かりませんが、とにかくブラック企業の最悪期に、たまたま原田氏がいらっしゃる、ということは事実のようです。
ちなみに同氏は、日本マクドナルドが埼玉県熊谷市マクドナルド店長から告訴された際、判決で「店長は管理職と認められないので残業代を支払うこと」との命令を受けてもなお『日本経済新聞』に対し
「あれ(東京地裁の判決内容)で全部(残業代を)払えということにはならないはずだ。」
と豪語されたお方です。


それから、ブラック企業に「隔離部屋」が多いこと!


ある従業員を自主退職に追い込みたい時、どこの企業でも陰湿なイジメを開始するものですが(私も何度も経験済み)、そのために人格が早く崩壊するように、机と電話しか置いていない(窓さえない)隔離部屋が、思った以上に多くの企業で存在するのですね。
で、もっとたまげたのは、海外に進出している日本企業にも、やはり海外オフィスに隔離部屋があって、実際フランス人従業員が軟禁されたりしているとのこと。
そんな世界は想像だにしていなかったフランス人は、何かと思ったでしょうね。
著者は、そのうち "KAKURI-BEYA" などという単語が諸外国語に入らなければ良いがと案じておいでですが、いや本当に、いい日本の恥さらしですよ、これは。


この本、まだ少ししか読んでいないため、これ以上のレビューは書けません。


3冊目は『記者ハンドブック第11版』(共同通信社です。
これは先日、差別語を勉強するのに使ったものの最新版で、日本語をもっと勉強するために買って来ました。
ちなみに、まだ全く読んでいません。(^^;


こんな感じで。


また一歩、我が部屋の書籍飽和が近づきました。