It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

謹賀新年

皆さま、新年明けましておめでとうございます。


今までこんなに、「おめでとうございます」という言葉が身にしみて分かる年は、近年なかったのではないでしょうか?
みんな、「『あけおめ』とか言うけど、何がめでてんだ?」「さあ……?」とか言ってましたもん。
そもそも、「あけおめ、ことよろ」なんて挨拶が略され出していたこと自体、新年の挨拶が軽んじられていた証左かと思われます。


しかし今や、職を失い、従って食も手に入らず、住むとこからも追い出されたという人々が日本中に溢れています。
朝日新聞』の報道によると、夜逃げ屋だけは商売繁盛で、数十件という予約待ちが発生しているようです。
新年1発目の『朝まで生テレビ』では、東尋坊での自殺を止められた8人中、ハケン切りに遭った人が5人というコメントがありました。
実際、「年を越す」、「新年を迎える」という、これだけのこと(と今まで思われていたこと)が、難しい行為となってしまったのです。
私は「個人事業主」といえども契約書には「雇用」と明記されており、職場によっては年末調整もありましたし、タイムカードを押す「事業主」ですので、それが幸いして命拾いし、年が越せました。(もし私を切って、出るとこなどに出られると、会社の悪事が法廷で明るみに出ることとなってしまいますので。簡単には切れない。)


当日記は、長らく読む人も少なく、寂しい限りでありましたが、雇用問題が新聞やニュースで大きく扱われ始めた頃より急激にアクセス数を伸ばし、逆に「非モテ」に特化した姉妹ブログがアクセス激減となったため、今や両者が肩を並べる格好となりました。
記事への星もいただけるようになり、感謝しております。
毎度は感謝の意を示せていませんが、大変励みになっております。この機会にお礼申し上げます。有難うございます。


しかし、恋愛問題特化のブログがアクセス減少し、雇用問題を多く扱う当日記がアクセスを伸ばすという現象は、ネット住民各位の意識変化でしょうか?
脱法ドキュン企業で「偽装個人事業主」として薄給で働く私のルポは、少しでも多くの方に読んでいただきたく思って来ました。ですので今、とても嬉しいです。


当日記では他にも、様々に私の趣味を扱いますが(なにせ「日記」ですので)、雇用の実態や、私にできる提言などは積極的に上げて行く所存です。


本年も、一層ご贔屓に、よろしくお願いいたします。