曲のイントロをなめちゃあいけない件
上の動画は真野恵里菜ちゃんのセカンドシングル「はじめての経験」(2009年5月20日[水]発売予定)PVですが、これのイントロで使われるキーボードのフレーズは、かなり良いです。
イントロって文字通り「導入」すなわち「導き」なので超重要なのですが、なかなか聴衆を導けるイントロ作るのって難しいんですよね。
しかし!But!(って古っ!)
真野ちゃんのイントロで「スゲェ」とか言ってたら笑いものにされますよ!←って、それは俺。(^^;
たぶん、「このイントロを超える曲はない!」と言って良い気がするのは The Beatles の "A Hard Day's Night"です。
ちょっと聴くとギターが「ジャーン」て鳴らすのみです。
これで十分、聴く者を興奮させ、Aメロへの期待感を抱かせてしまうから凄いのですが、これ実は単なる「ジャーン」ではありませんで、なんとこの「ジャーン」が一体何のコードなのかが分かっていないのです。
それは、多重録音がなされていないとされるこのイントロに、あり得ない音が混じっているところから来る謎です。なんかオカルトめいてるので、そっちの方にはたまらない話なのでは?と思いますが(^^;
これについては数多くの論文が発表されております:
Jason Brown教授(英ダルハウジー大学[数学・統計学部])による説
#なんか難しいんで、下の論文読んで(笑)(注:英語な上にPDFです)
"Mathematics, Physics and A Hard Day’s Night"
http://blog.wired.com/music/files/n-oct04-harddayjib.pdf
Fadd9とする仮説
http://wiredvision.jp/blog/takamori/200811/200811061200.html
Dsus4とする説
http://www11.plala.or.jp/beatlestune/hard-j.html
ご覧の通り、分からんのです!
我が親友は、かつて一緒にバンド組んでた時、さらりと「俺はGと思うんだけど」と曰いましたが(^^;、案外、正解はこれだったりするのかも知れません。(笑)
#曲自体は確かにG。
単なる「ジャーン」で人を惹きつけるには、やっぱ、それ相応のワケがあるんですね。