It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

私は政治に冷めてます

私は何の因果か数々の公益法人、企業を転々と見て回るハメに陥り、今日まで生きて参りました。
その結果、公益法人という名の同族営利企業を含めた大多数の企業経営陣に対し、私は心の底からの怒りと侮蔑と反感とを抱くに至りました。
連中に対しては、いつの日か必ず、報復を遂げねば死ぬに死ねない。
私の胸中は常に熱いです。


しかし、
その一方で政治には大変、冷めております。
それは、動画の政見放送にて外山恒一氏が演説している内容に相当かぶる理由からかも知れません。



(07年東京都知事選の政見放送です)


「選挙とは、多数派のお祭に過ぎない。」
「多数決で決めれば、いつだって多数派が勝つのに決まってるではないか!?」
これは、至極ごもっともなご主張で、私の胸にビシバシ響きました。


おらが方では、いまだかつて自民党が負けたことなど一度もありません。
細川政権樹立の時だって、ほぼ100%の投票者が自由民主党へ票を投じましたし、安倍さんが大敗を喫したあの時だって、おらが村では自民圧勝だったんです。(本当の話)
こういう寒村で育ちますと、何がどう転んだって自由民主党が他の党に負けるわきゃあないという確信が芽生えます。
そうして、「ならば、わざわざ投票所へ行くのって、アホらしくね?」という考えにもなるってものです。
私が政治に冷めている理由は、育った環境にあるかも分かりません。


さらに、
自由民主党強行採決を中心として作り上げて来た今の我が国が、自分にとって命にかかわるほど危険な国であるということが明らかであっても、かと言って他に期待を寄せられる政党がない、という現実もまた、あります。


民主党には旧社会党がいらっしゃいます。しかも自民党と比べて綺麗な政党か?と言えば、それも、そうとは思えません。
社民党北朝鮮が拉致を認めた後であってさえも、「横田めぐみさん拉致事件などサンケイ新聞による捏造である」という主旨の論文を公式サイトに掲載し続けました。曰く、「横田めぐみ」などという実在も怪しい少女を作り上げ、朝鮮民主主義人民共和国により拉致されたなどという三文小説を書き立てた理由は、政府が共和国への支援をせずに済むよう世論を動かす意図なのである、とのことでした。
しかし、横田めぐみさんは実在したのです。
日本共産党は、唯一「信念の政党」「ブレない政党」であるように感じられますが、中国共産党が最も党綱領に近いと明言する政党です。


以上のように考えて来ますと、消去法で自民党しかなくなってしまうのです。
そして、自民党を勝たすなら、投票の棄権が最もパワーを持つので、やっぱり投票へは行かない、という結論へ辿り着きます。


雇用、介護、医療に関しては、自民党は悪辣(あくらつ)です。カネを持ってる層のことしか念頭に置いていない。
これは、私が自民党員であり、同党の偉い方々と直接間接にお話しする機会に恵まれて来たため、この耳でホンネを聞いたからこそ書けることです。
「我が国を発展させるのは、いつだって富裕層ですよ?
ソニーがベータマックス(ビデオデッキ)を出した時だって、こんな高いのをじゃんじゃん買ったのは、みんな富裕層ですよ!
「クラウン買う層だってセルシオ買う層だって、みーんな富裕層です!
「貧乏人がこの国に一体どんな貢献したって言うんですか!?ってことですよ!」
こんなあたりが「保守」な方々のホンネです。
これは私にとっては、目の前の先生を殴り飛ばさずに最後まで聞くのが、かなり辛抱の要る内容であります。(笑)


しかし、皇室を敬い、戦没者A級戦犯を含む)を敬い、国防の充実を推し進め、改憲を党是とする政党は、自由民主党なのです。
この点を考えると、私は同党に完全同意になります。


で、選挙棄権と。(笑)





そんなん言うならば自分で立候補すりゃあいいじゃないか!?というご意見もいただきますが、それは少々暴論です。
そのご意見は橋下大阪府知事が高校生らを泣かせた時に吐いた主張と全く同じものですが、それで行くと、今の政治に不満のある者は、全員が政治家にならねばいけないことになる。
しかし、それって本末転倒ではありませんか?


政治は、様々な立場で生きる国民みなが、少しでも暮らし易くなるために存在するものだと考えます。
しかし不満を持つ者らが皆、政治家をやらねばいけないのだとしたら、それはある意味、生活の自由を侵されていることにはならないでしょうか?


それにそもそも、立候補には巨額のカネが要るため実際不可能だし、もし立てたとしたって元々「不満層」の「少数派」ですからね。泡沫候補として負けるのが関の山でしょう。(笑)





動画の外山恒一氏は、こんな名言もおっしゃっておいでです:


スクラップ&スクラップ!」


これは「スクラップ&ビルド」(一度ぶっ壊してから立て直す)を文字ったもので、「ぶっ壊して、さらにぶっ壊す」の意味です。(笑)
確かにもう、この期に及んではこの行き方しかないのかも知れない、とも私は思います。
そういう点では、やっぱし自由民主党にこのまま政権を担っていただき続けるのが、最も「スクラップ&スクラップ」を実現できるのではないか?(笑)
とも思う次第です。(笑)


でもなぁ……、
今のまんまじゃ、私が自らこの世を去るか、あるいは不本意ながら餓死するか、はたまた一家で号泣の末に心中するほか道がないのも見えて来ている……。
それは、どの道もイヤだ。


じゃあ、どうするか?


まぁ、選挙へは行って、全国区では勝ちそうな野党へ票を投じてみようとは思います。どうせ町では超少数派として何の威力も持たないことでしょうが。しかしいっぺん政権を替えてみるのも多少は良いかも分からない。


それでも、細川政権、村山政権、思い返してみてくださいよ。(´・ω・`)
何か良くなりましたっけか?


てな塩梅で、
悩みは尽きねども、政治には期待度ゼロな私の意見表明でございました。