比例代表制って、いいね。
洒落とか謙遜とかでは全くなく政治に無関心な私は、それに関してお勉強する意欲も当然なく来ました。
そんなわけで、「小選挙区」とか「比例代表制」とかいう制度にも、これまで何にも関心抱かずおりました。
しかし今回、初めて「比例代表制」とは有難いもんだなぁ、ということが実感されました。
私の住む地域は、もしかすると日本最後の保守王国かも知れぬと思えるくらい、自民支持者が暮らす場所です。そんな現実を知ってか、今回の選挙には共産党も社民党も立ちません。自民党がイヤだったら幸福実現党へ入れるしかない。そんな具合になっとります。
幸福実現党さんには誠に失敬ですが、私は自分の選挙区に、支持できる候補者を一人も見いだせずにおります。ほんとに、小選挙区のほうはどうしたらいいもんかね?と思案中でございます。
ところが、
そんな私でも、比例のほうでは好きな政党に投票できるんですよね。これは有難い。
共産党の演説で、民主党が比例による選出議員を大幅に減らすことにより「ムダ遣い」を削減しようとしていることが批判され、「そんなことをされては、例えばこの選挙区に暮らす皆さんは、我が日本共産党だけでなく、社民党、公明党、国民新党、新党日本、その他ほとんどの政党に票を投じることが不可能になってしまうんです!」というくだりがありましたが、本当に、もし比例で投票が不可能となった場合には、自民党か幸福実現党かの2択となってしまいます。これじゃあ困る。大変に困る。
むしろ要らないのは、小選挙区のほうだなぁ……。
だって、町会議員の選挙か!?と間違うような政策掲げてるんだもの。
町にどんだけ利益をもたらすか、っていう話ばっかしで。
国政選挙ですよねー?今度のは?