モロゾフ氏の意見にも正鵠を射たところはある
安藤美姫らのコーチを務めるニコライ・モロゾフ氏が「東京も大阪も日本中をボタンひとつでヒロシマ・ナガサキみたいにしてやりてえ」と暴言吐いたという報告が、Hiro Yoshida氏のブログ2009年10月22日の記事にあります。
http://www.tanteifile.com/newswatch/2009/10/25_01/index.html
酒の席とはいえ、これは聞き捨てならない暴言でありますが、しかし同氏の発言には正鵠を射た部分もあります。それは下記:
「日本なんてあらゆることで負けてるじゃねえか。今日本に何があるよ。トヨタ?日産?ソニー?パナソニック?それだけじゃねえか。」
確かに。(笑)
これにはぐーの音も出ません。
まさしく今の我が国には大企業しかない。
過去記事(http://d.hatena.ne.jp/poorie/20080113)でも引用した通り、奥田碩氏もかつて週刊誌の中で
「『所得が減った』と言われるが、大企業の所得は減っていない。」
と発言されています。
奥田氏の眼中にも大企業しかないんですよね。
今の日本にあるのは「トヨタ、日産、ソニー、パナソニック、それだけ」と論破したモロゾフ氏。泥酔状態だっただけに余計、鋭さを感じます。