It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

これで「カイゼン」が消え去ってくれるか

トヨタ自動車が欧米で大規模リコールと新規生産中止を行った件にからんでは前の記事で触れましたが、どうも日本でもプリウスのブレーキに異常があったんですって?
まだ実は新聞を熟読してないのですが、ざっと見たところでは異常を公表せず、ひそやかに修理が行われてたとか。


トヨタ車が暴走するという事例は、実は我が国でもクルマ通の間では知られています。例えば下記の報告とか:


http://www.carview.co.jp/userreport/TOYOTA/AURIS/unit88376/


住所、本名を示した上でのものではないため、真偽のほどは分かりませんが、あるいは我が国ではプリウスのように秘密裏に改修が行われているだけ、という可能性もあります。


さて、いずれにせよ、今回の件でトヨタ自動車がこうむった被害は金銭的にも評判的にも相当なものです。私はここに、一つの希望を抱いております。それは、我が国の会社から「カイゼン」が消え去ること。


私はこれまで気付けば多くの企業で働いて来ましたが、どこでも「カイゼン」「カイゼン」って貼ってあるんですよね。某公益法人にはありませんでしたが、最近、民間企業に乗っ取られ始めたら一気に職場が「カイゼン」の貼り紙で埋まりました。
カイゼン」の何が気にくわないかと言うと、このかけ声のもと行われるのは従業員いじめであることです。
不当に賃金をカットする、雇用を「個人事業主」とか言ってみる、非正社員を白眼視して人間として扱わない等々……。「カイゼン」のかけ声と共に職場はギスギスとし、非正規を中心に従業員がやる気を喪失するのです。こりゃいったい何のカイゼンなんだ?と。


私はトヨタが落ちぶれることで、我が職場から「カイゼン」の貼り紙が消え去ることを願ってやみません。