何のために働くか？、って……

先日、この紙離れのご時世に本を出版する人たちは、ただそれだけでスゴイのだ、という記事を上げました。しかし、そんな私にも、これはどうにも読みたくない（もっとストレートな書き方をしてしまえば、「くっだらねぇ」）と思う類の本があります。それは、「何のために働くのか？」といった書名の本であります。

何のために働くかって……、そりゃあ、「仕事失わないため」以外ありますか？

風邪で声が出なかろうが、新型インフルにかかろうが、絶えず稼働し続けなければならない理由は、欠勤が雇い止めに直結するからです。だから無理してでも働くんじゃないですか。
「何のために働くか？」って……
ほんっと、くっだらねぇ……。

中にはたぶん、崇高な理念などが書かれてるんだと思われますが、そんなもの考えてるほど暇人じゃありません、こっちは。
こう言っては何ですが、あの類の本は皆、安定した場に暮らす学者先生や、従業員の心を忘れてしまった企業のトップが行う大規模な紙のムダだと思います。次回の事業仕分けでは是非とも真っ先に仕分けていただきたい所業であります。

まぁそれでも、出版社に認められ、出版まで至ったという点はスゴイと思いますけどね。