トヨタ問題で言いたいことがある!
アメリカ合衆国の公聴会でトヨタ自動車の豊田社長が質問攻めに遭った時、豊田社長はおっしゃいました:
「進化が速すぎて人材育成が追いつかなかった。」
ここでね、合衆国の議員さんたち、何故こう突っ込まなかったのかと歯がゆいですよ:
「『人材育成』ってあなた、お宅では『ハケンシャイン』に仕事丸投げしてるじゃないですか!」
かのアキバ加藤も輩出したハケン王国のトヨタが、「人材育成」も何もあったもんじゃないわな。(笑)
それから「品質のトヨタ」「品質のトヨタ」って書きまくる某日系新聞。
「内装のトヨタ」の間違いでしょうって。
初めの頃トヨタ自動車は、ブレーキが効かない問題について、お客様によってブレーキが踏んだ分だけキュッと効くのを好まれる方もいるだろうが、トヨタの製品はブレーキを踏んでから効くまで、ちょっと間がある、それがトヨタ車の乗り味で、既存のお客様たちはちゃんと分かって乗っている、従ってこれは「フィーリングの問題」ではないか?と言っていました。
ブレーキ踏んで一瞬、間があくクルマのどこが「高品質」なんですか?
トヨタはまた、ブレーキングの際、クルマがお尻を振る挙動もトヨタ車の乗り味としてあると言っていましたが、これ、うちの親父がうん十年もの間、言い続けていたことですよ。だからもうトヨタは乗らない、日産乗って感動した、って話だったんですが、私はまさかそんなクルマが売られてるわけないと思い続けてました。でもトヨタさんご自身が認めちゃったんでビックリですよ。
これもねぇ、どこがいったい「高品質」なんだか……?
しかし、ブレーキがすぐ効かなかったり、お尻振ったりするのがトヨタ車の乗り味なんだったら、今もそれを主張し続けた方が良いと思うのは私だけでしょうか?
あんまり合衆国で謝るのはどうかと思う。乗り味なら乗り味として、「お客様たち、皆さんご理解いただいた上でお乗りだったでしょう?」って言い続けるべきだと思いますよ。そうでないと、まるで最初は言い逃れやってたみたいに聞こえちゃうし。