とんでもコンプライアンス特集
どうも。
アイドルさんの画像入りレポとかケータイネタ上げてる間はブレイクしたのに、また雇用とかのこと書くようになったら「誰も読まない」日記に戻ったここです。(笑)
構わず参ります。(笑)
#でも、なんのために書いてるんだ?(^^;
今日は、全国の会社から、とんでもないコンプライアンス(法令遵守)の実例を挙げてみたいと思います。
まず1個目:
某社社長曰く、
「うちは社則で残業禁止となっております。したがって「サービス残業」という言葉自体が存在しませんし、社則違反者は即懲戒解雇の対象になります。したがい社員が就業時間後に残っているのは単なる社員の互いの親睦、娯楽リクリエーションとの申し入れに対し会社は認めているわけではありませんが大目に見ているにすぎません。
したがい、もし就業行為が発覚した場合は即懲戒解雇の問題が発生しますし、今後はそのあたりを明確にする為、会社施設利用費の徴収も考えております。」
残業禁止という文言を就労規則にまず入れる。さすると定時後にいくら無償で仕事させられても「サービス残業」にはならないというわけです。(だって「残業」という概念がない会社なんだから。)
そればかりか「法令遵守」精神のため、万一「サービス残業」まがいの行為が発覚した場合には即日懲戒解雇となるという、罰則まで定めてあるケースです。
続いて2個目:
ある日、突然、1枚の紙切れが届き、それまでの雇用契約で勤務する「準社員」は実は全員、個人事業主であった旨、確認されました。被雇用者が事業主という、かなり脱法的な臭いぷんぷんの通達なのですが、この会社もしっかりコンプライアンスは考慮してました。
上の通達後、新たな契約書が配られ、そこには「業務委託契約書」とありました。元々は「雇用契約の準社員」=「個人事業主」というわけだったのが、やはりそれはコンプライアンス的にマズいということで、新たに業務委託の契約を結び直したんですね。これでもう、コンプライアンスはバッチシ!てことで。
上記のように、まぁ平たく言えば「だまし」に他ならないコンプライアンスが結構あります。こんなことされるんだったらコンプライアンスなんてなくって良いよと言いたくもなるってもんでございます。
ああ、やれやれ……。