中国も日本も、やっぱりアジア仲間だねぇ〜

３０日付某日系新聞によりますと、先日中国で逮捕された、いわゆる「毒ギョーザ事件」容疑者は、アルバイトとして勤める自分の待遇に不満を抱いていたそうですね。で、どんな実態だったかというと下記のような具合だそうです：

「１日１０時間労働の週休１日。臨時従業員に基本給や残業手当はなく、『いくら働いても月額１２００元（約１万６千円）以上はもらえなかった。』」

これ、絶対的な月収額を除いては日本まんまじゃないですかぁ……。

非正社員は英語だと"Part-timer"なはずなのに何故だか正社員と同じか、下手すりゃそれより長い勤務時間。
どんだけ残業しても「アルバイトだから」の一言で手当はナシ。（我が国では労働基準法により、本当はアルバイトにも残業手当を支払うこととなっています。でも誰も守らない。（笑）
日中でこれほどまでに非正社員の待遇が似通っていようとは驚きでした。よく欧米人から見ると日本の非正社員は悲惨過ぎるとか聞きますけど、日中だとおんなじなんですね。

さらに、容疑者が犯行に至った直接のきっかけは、奥様が産休取ったところボーナスが支払われなかったことという。
これも日本と一緒です。
いや日本の場合は非正社員の話なので、そもそもボーナスはないんですが、産休取っちゃうと復帰後に色々と仕打ちがございます。それにたてつくと失職です。（私が勤めて来たところの話ですけどね。）

そう言えば韓国でも結婚できない人々が溢れ始めていて、「婚活」がブームとか。

日中韓と、なんのかんのと言いつつも、やっぱりアジア仲間なんでしょうか。