It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

いえいえ釣りではありません。

某日系新聞が朝夕刊に加え「Web刊」なるものを発刊しましたが、これがブログなどでリンクを張る場合いちいち某日系新聞社へ許可を求めねばならない決まりにされている件で、今さら的にビックリニュースとなっているようです。



日経新聞電子版、無断リンク禁止宣言。違反者には訴訟も。当然右クリックも禁止」
http://news.livedoor.com/article/detail/4700851/


上の記事、締めのところで、「もしかして高度な釣りだったのだろうか? だとしたら私は見事に釣られたというほかない」と書いてありますが、釣りなもんですか。某日系新聞は本気と書いてマジです。
朝夕刊では既に非営利の個人ブログなどへの無断引用が禁じられており、引用したければ某日系新聞社へ連絡をしてカネ納めねばならない決まりになっています。そこで、払うカネを持たない貧困層な私は、Ayameさんのナイスアイディア(新聞名の表記法)で、どうにか切り抜けている次第です。(同社からは毎日アクセスを頂戴しておりまして、バッチシ監視下にありますけどね(汗……)


上記記事は、「日本経済新聞社はインターネットが何なのかご存知ないのではないだろうか?」とし、ネットは普通タダだろうという立場で書いておいでですが、同新聞社はかつて社説にて、「ネットはタダ」という風潮はおかしいと真っ向から反対する意見を主張しています。たとい非営利の個人ブログであっても、何らかのソースを引用する場合には代価を納めるのが当然、というのが同社の立場です。
しかしこれ、以前にも書きましたけど、新聞の衰退に拍車をかける思想ですよねぇ。


Web刊も無償リンク禁止となりますと、これはもう「どうか宣伝してくれるな」と言っているに等しいです。
ただでさえ新聞離れが著しい今、我が国では新しい試みであるWeb刊へのリンクを原則禁止するというのでは、同サービスはこのまま、どんどんとネットの闇に沈んで行くのではないか?
他人ごとながら、そんな危惧を抱きます。