左と右のクエスチョン?リターンズ
各文化が持つ「左と右」の概念は誠に興味深いもので、私は以前、「左と右のクエスチョン?」という駄文を連載しました。
その中で私は、「英語、シナ語、日本語に表れる『左』と『右』とを比べてみる限り、どうも日本だけ『左』を尊ぶ傾向があるように思われる」とし、「さらに詳しく調査してみるに値すると思う」と付しました。
今日は、その後の調査報告です。
某日系新聞にマナーデザイナーの岩下宣子氏が書いていらっしゃるところによりますと、上座に2人座る際の席順が日本と世界基準(プロトコール)とで異なっていて、日本は「左上位」が原則で偉い人は左に座らせるのに対し、プロトコールでは逆なのだそうです。つまり偉い人は右側に座る。
岩下氏は説明として下記のように綴っておいでです:
「右は英語でRIGHT。RIGHTには『右』のほかに『正しい』という意味があります。右を大事にするようです。」
私と同じく、やはり英語の「右」を引き合いに出されたのですね。
これは全く興味深いです。
なんで日本以外は右優先なんでしょうか?
真相は、分かり次第、追って報告をする!