「もんじゅ」は無免許で運転してもいいんですか？
久方ぶりに運転再開した高速増殖炉「もんじゅ」ですが、なんだか警報鳴りっぱなしですね。
で、新聞によりますと、その中の一例は作業員が作業方法を知らなかったことが原因て……。
無免許でクルマ乗るのも相当危ないってのに、核を扱う「もんじゅ」で無免許状態の人間が作業に当たってもいいんですか？
しかも前に運転停止へと至った時と同じく情報操作が行われて、一部のヤバイ問題は初め非公開とされました。
悪意がなかった事例にしたって、警報が鳴っているのに職員が電気回路のノイズだろうと勝手に判断してたってんですから、危ないもん扱ってる意識なさ過ぎにもほどがあります。
さらにさらに、
福井県によると原子力機構からの第一報は派遣職員が諸事情でケータイに出られず、約１時間後に着信ピカピカなってるのを発見、本庁へ連絡したってお話……。
たるんでるとかってレヴェルじゃねぇぞ、おい！
遙か以前、私が学生だった頃、『朝まで生テレビ』で「激論！どーする？どーなる？原発問題」をやっていました。
その時、保守系の議員さんや評論家各位が言い続けていたのは、ただ一点。原子力発電というものは専門家が研究を重ねた上で開発し、絶対にミスなど犯さない作業員が運転に当たるから絶対に安心なのだ、ということでした。ほんとに飽きもせず、それ一点で押し通してた。
それに対して進歩派の論客各位は、人間は皆ミスをするんだって！と言い返し続けてました。
今「もんじゅ」の事例を見る限り、進歩派の方々が100%正しかったですね。
