It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

テレビ不況の次はスマホではないか?

地デジへの国策強制移行により薄型テレビが爆発的に売れた後、家電量販店のテレビ売り場には閑古鳥が鳴くようになり、ソニーパナソニック、シャープといった大企業が大赤字に苦悶するようになりました。原発など重電へと早々に移行した日立製作所などは黒字を誇っています。


さて、今は飛ぶ鳥を落とす勢いのスマートフォンですが、私はこれが遠からずして第2の薄型テレビになるのではないか?という気がしています。


私はケータイ命で、この日記にも「ケータイ」カテゴリーをこさえましたが、最近ちっとも書いておりません。それは、私がケータイに興味を失ったためです。
今は私もスマートフォンを使っておりますが、新製品を見てもみんな「単なる板」で、何ら購買意欲をそそられません。ハッピ着た店員さんから「クァッドコアですよ」とか「バッテリー2400超です」なんて口説かれても、何の感動もありません。クァッドコアは、ただでさえ熱くなるスマホがますます熱くなると聞きますし、中には熱暴走起こす機種もある。バッテリーは増えてるか知れないけれども画面もデッカクなっている。電気食うのはその大画面なのだから、それじゃあバッテリー増やしても一緒でしょう、と。


ケータイの時には面白いデザイン、格好いいデザイン、お洒落なデザインが色々あって、買ってもすぐに次期モデルが欲しくなっていました。しかしスマホは「単なる板」。これじゃ今のでいいわ、となります。
ご存知でしたか?スマートフォンには愛称が付けられていますが、これは機種がデザインで印象に残らないから、名前を付けてるんだそうですよ。名がなかったら、やっぱり「単なる板」。


そんな単なる板が面白いことはこの8ヶ月でよく分かりました。アプリも面白いし、それを自分専用にカスタマイズできるのも楽しい。SNSなどやってると、ああスマホで良かったなあと思わされます。文字入力はイライラしますけど、やっぱり大画面でPCライクなスマートフォンはSNSやる時には便利です。ちょっと調べたいことができた時に画面をONにして、そこにあるgoogle窓に文字列打ち込んで即座にネット検索できるというのも良いですね。
ただ、そういう中身に魅力を感じることはあっても機種自体に惹かれるということがないので、スマートフォンの未来に不安を感じるのです。


今はまだ過半数の人がいわゆるガラケー使いだそうです。スマホには、これからまだまだ買い替え余地が残っています。でも、皆がスマートフォンに替えた後はどうでしょうか?
スマホ 第2の薄型テレビに」
ソニー富士通、赤字拡大   スマホ不振で」
などという新聞の見出しが予知能力者のごとく目に浮かびます。
大丈夫でしょうか?