It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

「いかがわしい雑誌」組に勝負あった

朝日新聞が5日付の朝刊にて「慰安婦問題を考える」という記事を大々的に書きました。その中で、これまで同紙が書いて来た、従軍慰安婦は日本人による暴力によって無理やり人さらいのような形で拉致されたという内容を全否定、「記事を撤回します」とまで明記しています。


この問題に関しては、保守派の論客が長年、朝日を糾弾し続けて来ました。しかし、世間の目は総じて保守派に冷たいものでした。私の出身校である某大学では、図書館の蔵書整理で、『正論』『諸君』は全て捨て、『世界』は全巻残すという決定をし実行しました。前者は産経新聞など「いかがわしいところ」が出している雑誌なので、というのが、その理由でした。そして岩波、朝日新聞社など「信頼のおける」出版社が出すもののみ残したのです。保守派の論客であった我が師はたいそうお怒りでしたが、いかんせん産経vs朝日。勝負になりませんでした。
そんなわけですので、従軍慰安婦についても、朝日が書く以上、やっぱり日本人が暴力で人さらいしたものなんだろうというのが学生らにも定着しましたし、世間でも常識となりました。保守派の論客は「いかがわしい」雑誌、新聞で書いているために、長年悔しい思いを強いられて来たのです。


しかしそんな日々もついに終わりました。朝日が自ら誤りを認め、保守派の主張が正しいことを認めたからです。
我が師もこれでようやく枕を高くして熟睡できることと思います。