【朝日新聞に蹴られた拙稿】朝日新聞は不当に批判されている
以下は、朝日新聞東京支局に投稿し、ボツとなった拙稿です:
貴紙の慰安婦問題誤報に関し、吉田証言の信憑性が疑われた後、それについて書かなくなっただけで放置した件は良いことではないと感じます。しかし先日9月11日放送のテレビ朝日『報道ステーション』を見て、貴紙は不当に批判され過ぎていると分かりました。
同番組では慰安婦問題に与えた貴紙報道の吉田証言が持つ影響力について検証しましたが、ことごとく影響なしとの結論でした。
河野談話作成に携わった当時の官房副長官、石原信雄氏は、談話作成時、吉田証言は「眉唾もの」と感じ参考にしなかったと証言した上で、談話は韓国の元慰安婦への聞き取り調査に基づくものと明言しました。
クマラスワミ氏は、クマラスワミ報告はやはり韓国の元慰安婦による証言に基づくもので、吉田証言はそれら証言のほんの一つに過ぎないと述べました。
中でも決定的だったのは産経新聞客員論説委員の黒田勝弘氏が、朝日新聞の報道がなくても慰安婦問題は出たと述べていることです。朝日新聞に対し批判的な論調の新聞で仕事をする方さえ朝日新聞の誤報が慰安婦問題を作ったのではないと述べているのです。
貴紙は不当に批判され過ぎています。
以上。