見ていて痛々しい安倍総理【集団的自衛権】

教えて「あげる」方のあかりちゃんに聞くまでもなく、安倍政権が進める集団的自衛権には無理があります。

日本が攻撃を受ける可能性が濃厚で国の存立危機がおびやかされる状況ならば、個別的自衛権で十分対処可能なのです。上のあかりちゃんもそこを突きまくっています。それでも論点を外しつつ答弁を続ける安倍首相は実にしんどそうです。

事実はこうでしょう。
国力の衰退で軍事負担に耐えられなくなって来たアメリカ合衆国が、同盟国に負担の分担を迫って来た。立場上弱い日本は二つ返事で快諾した。さてしかし、これの説明がとてもではないができない。そこでホルムズ海峡が封鎖されるぞとか中国の脅威とかを強調して「自衛のためには集団的自衛権が必要」と説くことにした。（産経新聞の「正論」でも「議論している時間はない」と題して、今日にも中国が侵攻して来ようという時に議論などしている場合か！と識者がお怒りです。）そこをあかりちゃんに突っ込まれちゃったわけです。

アメリカ合衆国の軍事負担を軽減するには我が国が分担して差し上げるほかないのです！と言えたら安倍さんもどんなにか枕を高くして眠れるかと思うのですが、言えないところが苦しいですね。