It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

だからそれ改正パートタイム労働法のあおりだって何度言えば……

「アルバイトと称する者」たちを実際は「個人事業主」であるとして、今や偽装雇用の代名詞となっている牛丼チェーン経営ゼンショーですが、この度、刑事告訴されました。


http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY200804080324.html?ref=goo


今回の告訴は、アルバイト(ゼンショーの発音規則に従えば「こじんじぎょうぬし」)2人と、アルバイト(同「こじんじぎょうぬし」)から昇格試験にパスして契約社員となり、店長を務めている1人の計3人による残業代請求。
詳細は上のリンク記事をご覧いただくとして、私が突っ込みたいのは記者会見した弁護士氏による次のコメントです:


「正規の賃金すら支払われずマクドナルドよりも悪質。ただ、業務委託という主張は大変珍しく、どうして突然出てきたのか理解できない」


だ か ら ぁー……


それは今月施行された改正パートタイム労働法のあおりだって私はずっと主張してるのに。みんな無視するんだから、全くもう……。


ね?弁護士さんも、普通に考えたら何故アルバイトを「こじんじぎょうぬし」って発音するなんて突飛な主張が出て来たのか理解に苦しむでしょう?
でも改正パートタイム労働法のことをからめて考えるだけで、あら不思議。
いとも簡単に「そうか!」と理解できてしまうって寸法なんですよ。


私がこのことに気づいたのは、何度も書きますが、私自身が「すき家」さんのアルバイトさんたちと同じ扱いを各企業から受け始めたのが、ゼンショーさんの発表と同じ時期からだったからです。
どこもかしこも一斉に、「うちに被雇用者はいない。ゼロ雇用だ」、「雇用契約を結んでいる非正規社員は全部、個人事業主であることを確認しておく」って言い始めたんです。
初めは私も理解できませんでしたが、次々に大慌てな感じで各企業が同じことを言い出し、ついに全社で私は個人事業主とされた時、私は思い出しました。


「そう言えば、新聞で『改正パートタイム労働法』施行決定のニュース読んだ時、これは会社が何か対応して来るぞ……と思ったっけな」と。


その予感が、バッチシ的中したってことなんだと私は思ってます。
それで朝日新聞の「声」欄や、TBSの「あなたの4月クライシス」などに投稿をしたのですが、全部スルー。
ネット掲示板にスレ立てても、過疎っただけ……。
私の読みを参考にしていただければ、「すき家」従業員さんたちの弁護士氏にも、何故ゼンショーがあんな突飛なことを口走り出したのか、分かっていただけると思うんですけどねぇ……。歯がゆいです。
無名人の哀しさですね。