It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

中山前国交相発言でつかめたお上の教育観

営業やって疲れたけど書いちゃえ!


中山氏の教育をめぐる発言に関してですけどね、
20年来、私が抱き続けた仮説への初の証拠となりました。


いつか前の記事(コメント欄か?)にも書きましたが、これまで文部(科学)省はいっつも、学校現場で何か問題が持ち上がる度、大学の教職課程を厳しくして来ました。つまり、お勉強時間が増えるんです。
この対応の裏にはきっと、「ガリ勉=良い教師」ていうステレオタイプがあるんだろうなぁと思って来たのでしたが、その証拠がなかった。
それがこの度の中山発言で、初の証拠を得ることができ、自説の裏付けが取れました。


日教組の子どもは成績が悪くても教師になる」
って発言のことですが、
これは言い方を変えれば、「学校でお勉強のできた人間が良い教師」ってことですよねー?


しかし、教職に携わられたことのある方ならば賛同していただけると思いますが、教師という仕事に学力はほとんど関係ありません。
そんなものより必要なのは、


◇ 授業や清掃指導、部活顧問などをやりながら、文字通り降って来る書類をさばき切るスーパー事務処理能力。
モンスターペアレンツやモンスター近隣住民を言い負かすオーラと体力と口八丁。
◇ すさみ切った生徒らを更正へと導く指導力
◇ 年に2日の休日で、寝ず、喰わずに明るい笑顔で走り回れる体育会系パワー。
◇ 生徒獲得のための営業で活かせるコミュニケーション・スキル。


この5つでしょうか。


これらは、およそ「お勉強」とは関係ありません。
むしろ、元ヤンで世間の裏側まで見て来たような、そして体力だけは誰にも負けない、そういった人こそが教師として優れていると、経験者の私なぞは考えます。


それを、お勉強増やすだけで対応して来た結果、ヘンタイさんが激増しちゃった。(爆)


これも、日教組が悪いのでしょうか?(^^;