顧客満足度ソニエリがNo.1、キャリアはauが首位
J.D.パワー アジア・パシフィックによるケータイ端末メーカーに対する顧客満足度調査によると、ソニー・エリクソンが第1位を獲得したそうです。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/42738.html
「操作性・機能」「メール」「故障・バッテリー」「カメラ」など総合的に高い評価を受けた模様です。
ちなみに、キャリアに対する総合満足度ランキングでは、auが全国1位となったとのことです。
12日付『日本経済新聞』には、意味深長な感じで、「なおドコモの冬モデルにソニ・エリ端末はラインナップされなかった」、というような追記がありましたが、その通り、すったもんだの挙げ句に、結局ソニエリはau専売となってしまいました。
上のアンケート調査は夏に行われたものなので、関係ないかも知れませんが、ソニエリがau一本に注力して行くというのは日本法人幹部の口からも聞かれていたことなので、案外、影響あるかも知れません。
ケータイはソニエリがいい。→ てーことは必然的に、auへ行くことになる。
てな具合となった可能性もあります。
実際、一時は2位まで浮上したNTT docomoも、最新の調査では純増数がペケとなってしまいました。auに抜き去られた格好です。
ただし、NTTが先日発表した08年4―9月期連結決算は、純利益が前年同期の2.1倍と好調で、なんとその理由が子会社であるdocomoの営業利益躍進でした。
「子会社のNTTドコモは携帯電話端末の販売台数落ち込みにより営業費用が減少し、営業利益が伸びた。」
って。(^^;
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/gyoseki.aspx?site=MARKET&genre=m3&id=AS2D0702Y%2007112008
なーんか、変ですよね。(笑)
docomoのケータイが大幅に売れなくなったから、営業利益が急増し、NTTの連結決算も好調となった、って。(^^;
このからくりは、docomoがショップへ支払う販売奨励金にありまして、今は総務省の指導によりケータイの値段が高くなっていますけども、あれでも奨励金は全廃したわけじゃあないらしいのです。(だからいまだに「12ヶ月以上」じゃないと、さらに高いでしょ?)
本当に販売奨励金全廃なんてしたら、ケータイの値段、どれもPRADAケータイ並みになっちゃうて噂もあります。
というわけで、ケータイが売れてしまうとdocomoさんとしてはショップに奨励金支払わなきゃならなくなる。
ところが売れなく(しかも「大幅に」売れなく)なったことから、docomoは奨励金の出費が大幅削減できたていうことなのです。
その結果、儲けが急増と。
ケータイてーのは、ほんとにお荷物なヤツなんですね。
三菱電機の幹部も、携帯電話から撤退して財務状況が大幅改善した、正直せーせーした、みたいなことを日経紙上で言っていましたし、以前のケンウッドも同様でした。
ケータイは、「作らない、売らない、近寄らない(笑)」の三原則が良いようです。
NTT docomoさま、
三菱、三洋、ソニエリが消えて本当に良かったですね。(^^)
次は、シャープ、佳奈?(笑)