NOKIA、docomoから撤退
三洋、三菱、ソニー・エリクソンと次々に見限られて来たNTT docomoさん。今度は世界一のケータイメーカーNOKIAからも三行半（みくだりはん）です。既に冬モデルとして発売公表済みの端末は、発売取りやめになりました。
こりゃあdocomoさんが、あんましNOKIAをいぢめ過ぎたからだよ。
以前書いた通り、NOKIA製のFOMAは、まるでFOMAの電波が良くなったかのように切れにくくなり、受話・送話ともに音声が聞き取りやすくストレスがないという、携帯「電話」としての基本性能が実に優れた製品でした。
ところがdocomoはNOKIA製端末を「通話」と「メール」とに絞ったローエンドモデルと位置づけてしまって、iチャネルなど、docomoのサービスが大半受けられない骨抜き仕様として来ました。
さらにdocomoショップでは、NOKIAを購入する客に対して必ず、
「これは外国メーカーが作った製品で、日本のケータイとは仕様がずいぶん異なったり使いにくいですよ？」
とか念を押していたと聞きます。
＃韓国ＬＧ社の端末では、そんなこと言われたって話は聞きません？？？
これでは私のようなヘタレだと、「じゃ、じゃあ、やっぱＰに変えます……」とか言い出すってもんです。
NOKIA本来の魅力は、電話としての基本性能が優れてるとこへ持って来て、様々なアプリケーションソフトをインストールして自分仕様に変えられたり、ワイヤレスキーボード使って文章書けたりといったところにあるのです。それが今までのドコモでは全部バッサリ切り捨てられてしまってました。
で、今度発売するモデルからはやっと、まだiチャネルなどdocomoのサービスは使えないものの、アプリケーションソフトのインストールなどはできるようにします、って話だったと思うのですが、そしたら発売前にNOKIAが逃げちゃった。
ちょっと今まで、いぢめが過ぎましたね。>>docomoさん
NOKIAさんはNTT docomoから電波を借りるMVNOで独自のキャリアを始めるてことで、これはdocomoから引っ越すか！？って一瞬ときめいたのですが、なんとこの独自サービス、以前ご紹介したVERTU（ヴァーチュ）だって。
いわゆる「５００万円ケータイ」ですわ。(´･ω･`)
同時不況まっしぐらな世界にあって日本にだけはカネがじゃぶじゃぶ余ってるとか聞いて、来年２月１９日にグランドオープンするらしいのですが、
売れるんですかねぇ？
