It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

ヤザワ……じゃないけど、気付きました

「世界のSONY」って、言うじゃない?
なんか嬉しいよね、日本人として。
だったらぶっちぎったリストラやってみせてよ。
正社員も含めた大リストラをさ。


……って、私は今まで密かに思っていましたが、やってくださいました!SONYさん!
正社員が半数を占める人員削減を発表です。


私はSONYファンで、部屋中をSONY製品で固めてカメラは何故だかPENTAX(あれ?ケータイもPだ?おかしいなぁ?(^^;;)とゆう男ですが(^^;、SONYさんとは相思相愛のようで、固定読者さま19名さまの時代より、SONYさんはその中に入ってくださっておりました。
だから、いつかはやってくれるだろうと期待していたのですよ。


今回の「ソニーショック」は、かなりのインパクトを持ちました。
ネット上での「正社員 vs 非正規」の戦争も様相が一変しましたし、大分キヤノンでは乗り込んでも相手にされなかった日研総業労組の方が、一言、
「あなたは、社員?」
と訊き、
「社員だってクビ切られるかも分からない状況なんだよ?」
と言ったところ大分キヤノン正社員さまたちの顔色が青ざめ、すんなりと要望書を受け取ってました。


非正規という調整弁が整備されている現代にあっても、「正社員でもリストラされるんだ」という事実を作ったのは、まさにSONYさまGJ!です。
これで、正規、非正規、一丸となって財界と闘って行ければと望むものであります。


ところで、上述の大分キヤノンですが、最初、請負会社・日研総業の労組をはねのけてた時に言った一言、


「それは日研総業と話し合ってください。」


これは、まぁ一種の「お約束」でしたね。
日本企業が従業員を非正規とか外部要員(=請負)にシフトして行った大きな理由は、まさに上の一言で逃れるためだったんですから。
請負となっちゃえばこれはもう、完全に雇用者責任ゼロ。
「失業して住むとこさえないって、そりゃお宅ら請負会社の問題でしょ?」
「うちに言われても、いいトバッチリだよ。」
これが言えちゃうのは、正社員・終身雇用の時代ではあり得ませんでした。


しかし、財界のエロい人たちは皆、アメリカ企業の役員は日本企業と比較にならない巨額報酬をもらっている、だから日本もそうなるべき、と、ずっと言って来ましたが、今回「外部要員」をバッサリ切って「口減らし」した暁(あかつき)には、長年の夢を実現するのかな?