It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

政府見解って、何かね?

10月7日の衆院予算委員会民主党菅直人代表代行が、平成2年の選挙で、もしオウム真理教(当時)の「真理党」が勝っていたとして、その結果オウム真理教の教えを広めたとしたら、それは政教分離に反するかと質問した件ですけれども、
あの時、宮崎礼壹(←何てお読みするの?)内閣法制局長官
「宗教団体が統治的権力を行使することに当たり違憲だ」
と答えたっていうんで公明党の偉い人(山口那津男政調会長)が怒り心頭、答弁の撤回を求める質問主意書を提出。政府は24日(昨日)の閣議で「政府見解に反する」という主旨の答弁書を決定したってーことですけれども……


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081224/plc0812241828019-n1.htm


上の記事には載っていませんが(私の力ではネット上のどの新聞サイトにも見つけられませんでした)、さっきテレビで見たニュースによると、菅氏は、公明党が宗教活動をやりやすくする意図を持たないか確認を求めた、というような報道でした。


この菅氏の発言が本当だとしたら、ですが、菅氏はおそらくすっとぼけて言ったんでしょう。
だって、公明党が与党になって以来、色んなところで宗教活動やりやすくなってますもん。(笑)


私は前、宗教が母体の学校で教師してましたが、校長は常々言ってました。「公明党さんが政権取ってくれてから、宗教教育をもっとやれ、もっとやれって言ってくれる。前はうちみたいな学校、私学といえども、うんとやりにくかったのに。ほんと助かる。ずっと与党でいて欲しい。」
で、その学校は新聞を『産経新聞』以外、購読禁止にまでしました。(笑)


おそらくは、こういう現実を菅氏は知っていて、上の発言をされたのでしょう。
このまま行くと創価学会が日本の国教になっちゃうって、危機感を感じたか何かして。


しかし政府は、田母神論文に続き、またも「政府見解と異なる」の結論ですよ。


「政府見解」って、いったい何ですかね?


田母神氏の時のは、もはや存在しない日本社会党(当時)という党が政権取った時の村山富市首相が述べた「談話」だし、その後、自自公→自公政権に変わって久しいのに、いまだに「村山談話」が「政府見解」というのは、馬鹿な私にはこれまた理解しにくいこと。


なんか「政府見解」をかざせば、何でもできちゃう空気を感じるのが怖いです。
いや、馬鹿の杞憂なら良いのですけども。


【お詫びと訂正】
本記事におきまして、村山富市元首相のお名前を「富一」と誤記しておりました。やっぱり私は馬鹿です。m(_ _)m
お詫びして訂正いたします。