It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

石原都知事殿!出番です!

ご存知の通り、東京には「派遣村」なるものが誕生し、派遣切りに遭った人たちを住まわせたり、炊き出しを行ったりしておりますが、これはNPO法人自立生活サポートセンター「もやい」などによる実行委員会が立ち上げたもので、国による施策でも都による施策でもありません。
その後、厚生労働省が講堂を一時的に提供したり、中央区に2箇所、練馬区と山谷に各1箇所、計4箇所の臨時シェルターが設置されるなどしておりますが、都内の旅館などを借り派遣村を拡大させているのは相変わらず実行委という現状です。


さて、この「村」で生活する人々は、日々、職と住まいとを探して奔走しているようですが、どちらも「住所不定」がネックとなって門前払いを食っている模様です。
テレビのニュースでは「就職の採用面接に残るためには定住地があることが最低条件なので……」と報じられておりますが、それは住まいとて一緒です。私は大学専任講師からフリーターに滑落した者として、よく分かるのですが、アパートを借りるには、ちゃんとした現住所があることに加え、今就いている職業も関係して来ます。大学講師の時には女性限定のところでも喜んで特別に住まわせてもらえたのに、フリーターになったら追放です。その後はどうにかレオパレスに住めましたが、どこも私という人間が180度変わったかのごとき扱いでした。
そんな現実がありますから、「住所不定」&「無職」では、職よりもまず住まいを定めるのが容易ではありません。
で、住所が「派遣村」のまんまだと、職の方でも相手にしてもらえず決まらないという悪循環……。
大変なことだと思います。


そこで、


私は超唐突にも石原慎太郎東京都知事殿にご提案申し上げたいのですが、


都知事
こうなったら東京都に「派遣村」という村を実際に作っては如何でしょうか?
もう事実上、多くの失業者が「派遣村」と呼ばれる場所の村民として活動しているのです。しかし現状では正規の村じゃないので上記のごとく不動産屋でも会社でも門前払いを食っている。
ここは一つ、1日も早く「東京都千代田区字(あざ)派遣村」みたいな住所を正式に作りましょう!
小泉・竹中流「自己責任」主義を貫いて冷酷なイメージを増幅させている大阪府知事に対し、東京の知事は情けにあついぞ!?てところをアピールしませんか。
それは、都知事にとってもプラスになるはずと愚考します。


是非、早急にご検討を!