風船爆弾のテレビ番組やってた

今ふとテレビつけたら、太平洋戦争で日本からアメリカ本土を攻撃した風船爆弾の特集番組やってました。

この爆弾は我が国全体が関わり、製造には女子学生らが使われました。今見て初めて知ったのですが、女子学生らは空襲があっても避難が許されず、覚醒剤を打たれて無理やり睡魔を殺し、働かされていたそうです。製造のため指紋が消えた人もいたって話もありますよね。

で、この爆弾、現物は今は存在しないのですが、埼玉県平和資料館に7分の1模型が展示されています。なぜ埼玉か、といいますと、材料に埼玉の和紙が使われたためです。
風船爆弾は埼玉の和紙を群馬のこんにゃくで貼り合わせ、作られました。番組にも、近所のおじさん出てました。
埼玉・群馬というと、タモリやはなわの影響などから世間の笑いものとなっておりますが（特に埼玉）、実はアメリカ本土爆撃に貢献多大な場所なんですよ。

私がお世話になったアメリカの某州では、日本びいきの方が大勢いて大変よくしていただいたのですが、後で調べたら、風船爆弾が一個も落ちてない、数少ない州の一つだったんですね。そんなことも影響してるのかな？

で、その州で特にお世話になった大学教授の先生は、自称"paper maniac"（紙ヲタク）で、埼玉のことも私よりよくご存知だったのですが、もしかすると「紙ヲタク」と自称してたのは私へのウソで、本当は風船爆弾の研究してたのかも、とか、今の番組見ながら思いました。