清水由貴子さんの件

これも内容はいちいち書く必要はなかろうと思います。
なんとも、いたたまれぬニュースです。

このニュースを聞いて、私は、「まじめで一所懸命な人から逝くなぁ……」と思いました。

我が母は、実の母親と義理の母親の２人を介護しましたが、父母の兄弟など親類は、完璧に一切の手助けをしてくれませんでした。高級外車など乗り回し、優雅な遊び暮らしをしておいででした。（で、いざ通夜となった途端、物凄い勢いで馳せ参じ、「カネあんだろ！？カネ！？」とか叫んで、いっぱい遺産をむしり取って行きました。我が家には結局、定額給付金程度しか残らず、現在の窮状へと至ります。）
母は本当に強い人ですから、すっかり２人分、最後まで綺麗に介護し通しましたが、清水さんには、耐えられなかったのでしょうね。
いや、普通は耐えられないと思いますよ。たった一人での介護は……。

もう本当に、国は介護に本腰入れなければいけない。
チョナン・カンのことばっかり責めてる場合と違う。
そう思いますよ。

「自己責任」論で行けば、自分でカネ貯めて各自がヘルパー頼むとか施設へ入れるとか、すればいいじゃねぇーか、国にはカネなんか少しもねぇーよ、て話になるんでしょうが、もうそんなことを言ってる場合じゃないと思います。