It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

自公落選議員先生方へ「贈る言葉」

テレビで、落選した小泉チルドレンの方々が悲嘆にくれる姿を見ました。
引っ越しの作業などをしながらインタビューに答える声には覇気がなく、背には哀愁が漂い、さながら生活に困窮する非正規労働者の特集を見ているようでした。


番組では選挙戦中、有権者らに向かい、「助けてください!!」「票をください!!」と、仕舞いには土下座までしたりしながら哀願する映像も映りましたが、しかしあの先生方って「派遣切り」の時とかに、「自己責任」の一言で冷たく非正規労働者たちを突き放し、見捨てた人たちではありませんでしたっけ!?
弱者になるような人間、「負け組」となるような人間は、誰のせいでもない「自己責任」であって、政府に救済を求めるなどというのは甘えもいいところだ!ふざけるな!というご主張だったと記憶しますが……。


派遣村へ行った方々だけでなく、多くの非正規労働者たちは各人、役所へ出向き、あの政治家先生方と同じように必死の形相で(時には目に涙を浮かべながら)「助けてください!!」と訴えた方も多かったはずです。(私は10年ほど前、やりました。税金が払えなくなっちゃって。)
それでも誰も救ってはくれなかった。
湯浅さんのように民間レベルで救う方々も、保守系メディアからは「左翼の宣伝だ」、「派遣村はアカの集まりだ(証拠として福島瑞穂がいた!)」、「この罠にはまるとは愚民は処置なしだ」などとこき下ろされ、ぶっ叩かれました。


私はこの度落選された与党系諸先生方へ、飾りも付けずにこの言葉を贈りたいと存じます。


「自己責任です。」