It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

「尋常性白斑」についてお勉強して思った

ネットには、実にたくさんの「尋常性白斑」に関するサイトがあります。
主だったところはだいたい読んでみましたが、一つ気付いたこと:


病院のサイトでは、病気と治療法などに関する説明文が日本語としてどうか?ていうケースが実に多い。
まず主述が揃ってないとか、誤字脱字オンパレード、そもそも意味不明とか……。
なんなんでしょうかね?これ?
だいたいが開業医による独自療法を紹介するページなんですが、医学部出られた方には存外、国語は苦手な方が多いんでしょうか?
それと、専門用語が多すぎて、頭痛して来ちゃいましたね。病気について調べてみた結果、かえって具合悪くなって来た。


で、あちこちでお勉強させていただいていたのですが、その中に、おおよそこのような記述を見つけました:


尋常性白斑の原因は不明だが、自己の免疫が何らかの異常から自身のメラニン色素生成組織であるメラノサイトを攻撃し殺してしまうため、色素の生成が行えなくなるために発症するものである。」


要するに、自分の体が自分を殺しにかかってる病、ていうことのようですね。


私はこれを読んで、「自死」という言葉を思い出しました。
人間の体というものは、「もう死ぬ方が快楽である」と判断をすると、体が積極的に自身を死へと追いやる、という現象です。
ほとんど起こらない現象らしいのですが、昭和の末期に起きた、あるおぞましい事件では、被害者の脳が検死の結果、溶けていたそうです。これが「自死」で、もはや死ぬ他に逃げ場はないと悟った脳が、自ら溶解し出していたのだそうです。
確かにこの被害者は、監禁されている間に、「助けて」ではなく「殺して」と哀願していました。その思いが最高まで強まると、体が勝手に自身を殺し始めるんですね。


私の免疫が自分の体を殺し出したのも、「死んで楽になりたい」という思いが命じたものかも分かりません。


私は目下、死ぬことに関しては、怖いという感情は持ちません。
しかし、白と黄色のまだらな体となることには恐怖を覚えます。これには耐えられない……。


かくなる上は体に命じ直しましょうか?


「死ぬな!」


もう遅いか?