さらに消費税についてまとめてみる
先日(http://d.hatena.ne.jp/poorie/20100622)、消費税導入と景気悪化との関連性についてまとめてみました。再び下に掲載します:
消費税導入 89年4月1日
「バブル崩壊」 89年
日経平均株価最高値(38,915円87銭) 89年(大納会)
*90年10月1日には一時20,000円割れまで下落。
景気動向指数(CI) 90年10月をピークに低下
この後、97年には消費税率が現在の5%へと引き上げられました。それについて下のような記事がありましたので、同記事からまとめてみたいと思います。
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/28gendainet000117559/
96年6月25日 消費税3%から5%へ税率引き上げが閣議決定
96年6月26日 日経平均株価95年以降の最高値(22,666円)
*以後、これを上回ることなく現在に至る。
97年4月1日 消費税率5%へ引き上げ
同年 北海道拓殖銀行、山一証券、三洋証券が破綻
同年 GDP23年ぶりのマイナス成長
もっとも、これに関しては財政制度等審議会(財務相の諮問機関、会長:吉川洋東京大学教授)の財政制度分科会による反論もあります:
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-15363320100518
曰く、消費税率を引き上げたところ確かにGDPはマイナスに落ち込んだが、当時「消費税率引き上げが主たるマイナス要因ではなかったとの議論が多かった」(大串政務官)とのこと。
議論が多かったんじゃあ、やっぱ、そうなんでしょうねぇ。
ちなみに言ってるのは重ねて書きますが財務大臣の諮問機関です。