日本国民 "消費税にＹＥＳ！"

参院選が終わりました。
「民主大惨敗」などと大見出しを付けているスポーツ紙もあったりして、今回の選挙は「民主党の敗北」ということになっています。そしてその敗因は「消費税率アップ」だとも。

しかし待ってください。菅総理の消費税率アップ案は自民党の案にまんま乗っかったに過ぎません。つまり消費税に関して自民党と民主党とに違いはほぼ全くない。
さて、です。
その民主と自民、今回の選挙でどのくらい議席を獲得したかを見てみますと、下記の通りです：

民主：４４
自民：５１

改選議席数１２１中、消費税率を１０％へアップと訴えている政党が計９５議席取りました。こりゃあほぼ全投票者が消費税にＹＥＳ！の意思を表明したと言って良いと思いますよ。国民の９割方は消費税率アップやむなしとの考えと連日報道した各種メディアは正しかったようですね。
日本人てーやつは、なんとまぁ従順とゆうか、冷静とゆうか、私は客観的に見られるんです！ってゆうか、自分の生活が苦しくなることはとりあえず置き、マクロ経済の観点から日本の財政を立て直すためには大幅な消費税率のアップしか選択肢はなかろうと判断したんでしょうね。
評論家みたいですね。
これなら我が国でギリシャみたいな暴動は金輪際起こらなそうです。