下流民に残された唯一の老後対策とは!?
このところ、何かに取り憑かれたがごとく、老後対策について考えておりました。一体、何が起こったのやら、自分でも分かっておりません。
で、様々考えあぐねた末、出た結論:
我々下流層にとり唯一残された老後対策とは、
「生涯現役」を貫くこと。
これです。
他はどう考えても無理でした。各種老後関連の書籍を読んでも皆、老後に必要な資産は8千万円ほどと書かれてあります。内訳を見ると至極もっともな金額です。ですが、そんなカネ残すのはどう頑張ったところでムリ。
多くの本では、8千万と言っても退職金で5千万くらいは出るでしょうし、3千万円さえ投資信託で作ればOK!と書いてあるのですが、私ども下流層にはそもそも退職金制度がありません。その日に働いた分から7〜8割ほどを抜かれた上で頂戴し、宵越しの金は持たない(持てない!?)暮らしです。
下流層のための老後指南本があっても良さそうなのですが、これがないんですね。
書いても無駄過ぎるから誰も書かないのかな?
それか、書く人たちはいるんだけれども、やっぱり無駄過ぎるから出版社がボツにするのかな?
まぁそんなこんなで、あれもダメ、これもダメと考えた末ようやく「これだ!」と悟ったのが、上の「生涯現役」です。
もうほんと、それしかないでしょう。
働かないで暮らせる資金なんて考えてるからムリなんであって、死ぬその瞬間までずっと働けば良いんですよ。
それには、一に健康、二に健康ですね。
すずりを出して墨からすって、自分で筆使って「健康第一」と、掛け軸でも書こうかと思っています。