It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

これはひどい……

先般、文部科学省福島県内児童の放射線許容量を年間20ミリシーベルトとする安全基準を出したことに関して、その数値を撤回­するよう求める交渉が行われたようです。原子力安全委員会から1名、文部科学省から3名の計4名が説明側として出席し、集まった福島県民からの質問を受けるのですが、これがことごとく答えられない。文科省の一人はただひたすら資料を慌ててめくるのみ。挙げ句の果てには「省に持ち帰らせていただいて、調査いたします」の回答連発。


文科省の別の一人は半ば逆ギレした表情で、「事前に通告がなかったものですから……」とか言いますが、福島県民から出たのはそんなに難しい質問じゃないんですよ。例えば「放射線管理区域」の基準は何か?とか、そんなレベルです。これに対してお役人さまたちはみんなで必死に資料をひっくり返して調べ、大汗かいた挙げ句、宇宙人語としか思えぬ言葉を何やらしゃべり、結局分からないのです。ほんと、何一つ分からない。


動画を見ると社民党がからんでいますので、おそらくこの若いお役人さんたちは、上司から、「左翼の集会だ。適当に行って来い。ほれっ、資料あっから」とか言われて出て来たんでしょうね。原子力安全委員会文科省も、やる気ゼロ!です。


それにしても、これは本当にひどい。
文科省のお役人の一人は常に口半開きですけど、「役所はコネ」って噂、本当なんですかね?そう思わざるを得ない知性のなさ。


長い動画なので、重要なポイントだけまとめます:


◇福島在住児童の放射線許容量を年間20ミリシーベルトとする安全基準は文科省によれば「原子力安全委員会からの助言があったので」決めた。で原子力安全委員会はというと、5人のお偉いさんが総意で決めたが、別段会議は開かなかったし議事録もない。(決定は立ち話?)
原子力安全委員会文科省も、「放射線管理区域」設定基準は知らない。
労働基準法では年間被曝量5ミリシーベルトの環境で18歳未満の人間を働かすことは禁じられているが、これも原子力安全委員会文科省ともに知らない。その上で福島在住児童の放射線許容量を年間20ミリシーベルトと決めた。


こんな具合です。
全部で90分近くある動画ですが、気分をムカムカさせたい方(笑)、どうぞご覧ください。(笑)




ちなみにその原子力についてはなーんにも知らない文部科学省は、このような学校副教材を出しておりました。(現在は内容が嘘だったため回収。[まぁ戦後の「墨塗り」だね])