It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

「神になった人」(笑)と『朝日新聞』の変節

中部大学教授の武田邦彦氏が下のブログにおいて、「神になった人たちのリスト」なるものを書いていらっしゃいます:


http://news.livedoor.com/article/detail/5594866/


これは「何の根拠もなく『被曝しても安全だ』と言う人」のリストなのですが、本文を拝読すると、いきなり「神になった人」と書かれてあって以下、色々な人々が列記されている。
この「いきなりさ」にウケました。(笑)
下に引用します:


**********


【神になった人】

1.
文科省大臣: 「児童の被曝は外部被曝だけで20ミリまで安全」(ICRPはそんなことは言っていない)、

2.
福島県アドバイザー: 「1年100ミリまで安全」(福島医大の講演では、「この医大の被曝医療は世界に誇るレベルになる(患者がでる)」と発言)、

3.
官房長官: (60京ベクレルで被曝しても)「直ちに健康に影響はありません」(直ちにとは、人生が80年だから、10年から20年は直ちにだろう)、

4.
保安院: 「海水中の放射性ヨウ素が規制値の3355倍でも、健康に影響はありません」、

5.
柏市: (市内に1年1ミリを越える地域があるのに)「原発事故に伴う放射線量率等に関する市の考え方」という文章に、「千葉県北西部地域が相対的に高い数値であることを基にネット上に不安を煽るような書き込みがされている」と「1年1ミリ以上のところを警告すること=不安を煽る」としている。

6.
東大、柏国立がんセンター「少々高めの線量率だが、人体に影響を与えるレベルではなく、健康に問題はありません」

7.
その他、大勢(根拠がないのに、影響がないといっているのはNHK、朝日新聞、一部の医療関係者、放射線専門家、知識人など)


**********


この中の「その他、大勢」に『朝日新聞』の名がありますが、武田氏は同ブログ記事の中でこう書いておいでです:


> ●朝日新聞はこれまで「被曝は危険」と言い続けてきた先鋒だったのに、政府が安全と言い出すと、突然、「被曝は安全」、「ガンになってもかまわない」と豹変したのでしょうか?


この『朝日新聞』の変節ぶりに関しては他のネットニュースでも指摘されています。5月28日付『ゲンダイネット』でありますが、この記事では20日の会見で与謝野馨経済財政担当相が述べた「今回の原発事故は『神様の仕業』」なる発言が時事、産経、赤旗でしか報じられず、『朝日新聞』には載らなかったという点をついています。朝日読者の私はだから当然のこと知らなかったわけですが、与謝野氏はその際に、「原子力事業者が事故の発生原因まで責任を負うのは有り得ない論議だ」とおっしゃったそうです。なにしろ「神様の仕業」なのですから東電を責めちゃ可哀想だろう、ということのようです。
こりゃまた相当にトンデモな発言ですが、朝日がこれを取り上げなかったのは、呆れたせいだったのか、それとも大本営発表を垂れ流し国威発揚する上で邪魔な発言だったのか?どちらでしょう?