It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

中国の列車事故と日本の原発事故:違いは?

ご案内の通り、中華人民共和国において高速鉄道が大惨事を起こしました。
この事故、速攻で穴掘って、そん中に車両を埋めたっつんで世界的に呆れられてます。中国のネチズン(笑)は怒ってます。
しかし、
この事故の事後処理を見て、何か、かぶって見えるものはありませんか?
私には、我が国の原発事故がかぶって見えます。


福島の第1原発がぶっ飛んだ時、まず国はある意味これを「埋め」ました。例えばSPEEDIのデータを伏せたことによって、結果的に原発周辺住民らは最も放射性物質が飛散した地域へと避難し、わざわざ、どっぷりと被曝することとなりました。
学者先生らや評論家各位もこの国の「埋め作業」に加担しました。日本テレビの報道では、第1号機の爆発を映像で見た専門家が、「これは『爆破弁』を使って故意に爆発的事象を起こしているものだから異常はない」という意味の解説をしていました。(もちろん大嘘です。[事実はメルトダウン起こしてた。思いっきり異常事態です。])


中国では、国民の怒りがヤバイところまで行ったと見るや、一転、車両をほじくり出しました。我が国では、国民が薄々勘づき出していると知るや、小出しに情報を出し始めました。


どこが違うでしょう?


日本は先進国、中国はパクリ王国の新興国と言いますが、我が国が汚染水処理で取った対応はオガクズと新聞紙を流し込むという超ローテクでしたよ。


中国では鉄道省が利権を使って圧倒的権力を握っており、「独立王国」とまで言われているそうですね。さて、東京電力はどうでしょう?


誰か違いを教えてください。