やったね野田さん:消費税率アップ決定!
どうやら予定通りに「増税と増税の一体改革」が前進したようですな。野田さんは最後、党員に向かって、「心から心から心からお願いします!」と懇願したらしいが、どうしても増税したい必死さが伝わるエピソードです。
民主党政権になっちまって、一時はお通夜のようになっていた財務省や経済産業省のお役人さまたちも、これで肩の荷が下りたね。
http://d.hatena.ne.jp/poorie/20120519/1337363124
めでたし、めでたし。
しかしテレビや新聞を見ると、日本国民はこぞって
「日本の将来を考えると消費税アップは仕方がないと思います」
とか言ってるけど、これ、メディアによる操作じゃないのかね?これが本当の世論なの?
某日系新聞も先日の1面記事でテレ東と共同の世論調査を発表してましたが、消費税増税に反対して「造反」する議院には「理解に苦しむ」が過半となってました。で、支持政党は民主と自民が圧倒的で実に同率。消費税率アップに反対の党は軒並みそっぽ向かれておりました。
確かに、増税すると聞いて「増税はんたぁ〜い!」という方が簡単だし、馬鹿っぽいです。でも本音なんだからいいじゃないの。
「日本の閉塞した経済を立て直すには消費税増税以外に道はないと思います」
「将来の子供たちに借金を残さないためには消費税を上げる他ないと思います」
なんて言うのは評論家先生に任せておけばいいのよ、と思うのは私だけ?
なんだかみんな、お利口さんなんだよな……。
これは、我が国の民度が高い、って解釈で良いのかね?