docomoのXiごり押しに疑問を呈す

私がケーズで一目惚れした機種はdocomo ARROWS X F-10Dっていうんですが、これがかっこ良い！
「ケータイはアクセだ！」が信条の私には、これまで唯一、Xperia rayを除いては訴えかけるものがゼロだったのですが、F-10Dは良い……。
角がいいんですね。メタリックに削り取られたデザインで、ただ真四角でデカイ図体した他のスマホとは一線を画します。
ただです。
これがXi（クロッシー）対応端末なんですね。
「対応」というから、別にXi契約しなくてもいいんでしょ？エリア狭いんだし、と思っていたら、Xi端末はFOMAからXi契約に契約変更しないといけないんだそうです。で、それの何が問題かというと、FOMAには基本プランに無料通話分が含まれていますが、Xiにはないのです。Xiのメリット・デメリットについてはこのブログが大変詳しいですが、２年縛りがある代わりに料金半額となるタイプXiにねん７８０円には１銭たりとも無料通話分が含まれていません。しかも通話料はFOMAの最安プランと同じ３０秒２１円。高いです。電話機として使ってたら、すぐに偉いことになります。しかもファミリー割引同士の通話料無料サービスも、２年縛りのタイプXiにねんで契約した人にしか適用されない。２年縛りが嫌で普通のタイプXiにした人は、ファミリー割引同士でも何故だか３０秒２１円ずつ支払わなきゃ駄目なんです。「ドコモダケ」を発表した時に加藤あいに言わせた、「ファミリー、ですもんね」の言葉をdocomoは思い出して欲しいものです。
今はFOMAより高いパケホーダイは、１０月から安くなるようですけど、ケータイを電話機としてバシバシ利用する私にはどうもこのXiは残念ながら向かないわ。という結論に達しました。

ところがですね？この夏docomoから発売されるスマートフォン１６機種中、実に１２機種がXi端末なのです。ほとんど全部じゃん！
これはどう見ても露骨な儲け主義ですよ。ARROWS X欲しくなったのに、あーあ。
docomoはナンバーポータビリティ制度で脱北者が後を絶たず長らく一人負けが続いているのに、何故客が逃げるのか、全然研究してないんですね。とほほ……。

私のガラケーライフは、まだ当分続きそうです。
＃でも結局、ARROWS買うかも？(^^;