フリーターの個人事業主化 「すき家」だけの話じゃありません
いやはや。(^^;
先日、まきまき所属事務所さんの求人へ勝手にリンク張ってしまったところ、人材紹介会社からの最新メルマガにこうありました:
「一番人気だったのは、タレントの内山理名さんや掘北真希さんが所属する、株式会社****のマネージャー募集でした!」
でも私がリンク張ったのは「製作デスク」職だったから、
オレ知ーらね!(^^;
ところで、ランキングと言えば、当ブログへお越しくださる希少なる有難きお客さまの検索ワード第2位に「長富彩」さんが急浮上しました。
いや、すごい人気なんですね、やっぱそ。
#ちなみに第1位は「新田真子」さんなんですが、これ、読めます?
#正解は「しんだまね」さんです。(^^;
#私、実は作品を買って拝読したことあります。(^^; でも、ここでは書いてないのにね?
さて、長富彩さんに続いて多い検索語に、「すき家 個人事業主」というのがあります。
フリーターの個人事業主化について当ブログを参照してくださることに、まず感謝申し上げます。偽装雇用の最前線で働きつつルポを上げている私としては、本当に嬉しい限りです。
ただ、すき家さんの問題でここをご覧くださる皆さまに申し上げておきたいのは、「アルバイト」などを「こじんじぎょうぬし」と発音する偽装雇用は、全然すき家さんだけの特別な問題ではないので、それをどうかお知りおきください。
昨年、パートタイム労働法の08年4月改正が決定した直後から、私が知る限りの各企業で動きが慌ただしくなりまして、「すき家」を経営するゼンショーさんが「アルバイト=個人事業主」宣言を発した11月前後には、一斉に類似の宣言が相次いで発表されました。そしてこの1月、たった1枚の紙切れと共に(というか正確には紙切れの「追伸」欄で)私は完全に労働者を卒業し、個人事業主と相成りました。
追伸欄だったから、いまだ自分が独立したことに気づいてない同僚もいると聞きますね。
私のように声を上げる人が現れない原因かも知れません。
私はこの問題が、「すき家」(ゼンショー)だけの特異な問題として、すごく矮小化された格好で解決したりする事態を恐れています。
ちなみに、ゼンショーさんは『週刊ダイヤモンド』にまで叩かれてしまい株価が大きく下げてしまってますが、私の勤務する企業は、サブプライム何するものぞ?の勢いで騰げてます。
どうも、投資家の皆さんは内々に当該企業の雇用形態が変わったことを察知されてる様子で、ネット掲示板には社長を応援する声も見えますね。「社長GJ!ドライに行こうや!労働者のことなんか構うことないで!?」みたいな。
私の呼ぶ「ゼロ雇用経営」は、究極においしい経営スタイルと思うので、世間にバレさえしてなければ株価には好材料となるんですね、やはり。
従業員がいない、というのは、だって最高ですもんね。それは認めます。
今まで退職金だの賞与だの社保だのなんだのと支払ってたのが馬鹿みたいに思えると思いますよ、経営陣としては。
だが、しかし……って、ことですね。