It's Only チラシの裏 ~but I like it

つれづれなるままに書いてます。一番読まれないタイプのブログです。

Can't you see this old boy has been lonely

じんたいのふしぎ:脳死遺体がのたうち回る(((( ;゚Д゚)))

【4 Dec.,'14追記】
当エントリーは筆者のひどい勉強不足から数々のご批判を頂戴しております。下に反省文を載せてございます。申し訳ございませんでした。
http://d.hatena.ne.jp/poorie/20141027/1414339073


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厚生労働省が明らかにしたところによりますと、9月に日本臓器移植ネットワークのホームページを通じて臓器提供の意思表示をした人の中で拒否が増加しているとのことです。


「脳死臓器提供の意思、『拒否』登録が大幅増」


それはそうかと思います。だってあなた、臓器移植手術の現場をご存知ですか?


臓器の摘出手術は脳死の遺体で行いますが、これはもはや自力では呼吸もできない状態の遺体です。たくさん管を取り付けて、それで機械的に息をさせています。そんな状態だから脳死は「人の死」と定義されているわけです。ところが、


そんなご遺体にメスを入れた途端、遺体の血圧が急に上昇を始めるのだそうです。
機械を付けなければ息も止まっている遺体の血圧が上昇するというのは相当におかしな現象なのですが、とにかく上昇するらしいです。血圧が上昇するということは、自力で心の臓を動かすことができるようになったってことですよねぇ?
下のサイトによりますと、「その後、ドナーはゆつくりと手を振り回しはじめ、自分に繋がれた管を掴もうとしたりする。最後に、ドナーは臓器摘出時には涙を流す」そうです。


「脳死・臓器移植の本当の話」


初めは嘘かオカルトかと思って、検索してみたのですが、あっちこっちの真面目な医療系サイトに同様の記述がありました。どうやら本当の話のようで、だから欧米では多量の麻酔や筋弛緩剤を注入し、さらに遺体をベルトでぐるぐる巻きに固定した上で手術を行うそうです。そうでもしないともう、摘出手術どころじゃない状態までなるそうで。


別のサイトにはこうあります:


「看護婦たちは、もう心底動転していますよ。なにしろ(“脳死状態[ブレイン・デッド]”の患者の)身体にメスを刺し込んだとたん、患者の心拍と血圧が急上昇するのですから……。この状態で放っておけば、患者はやがて動きだし、のたうち回りだします。そして臓器摘出手術なんかできない状況になってしまうんです。」


機械がなければ死んでいるご遺体が、のたうち回る……。(((( ;゚Д゚)))
血圧上昇だけで十分ビックリなのに、これはあまりにもホラーです。
ある医師は、麻酔なしでの摘出手術を行ったりしたら、心にトラウマが残ってしまうと証言しています。


これはしかし、オカルトでもホラーでもない話で、実にもっともなことなのです。
脳死判定というのは、70年代に決められた基準に従って頭蓋骨の上から脳波を取って決めるのですが、上のサイトによれば「高次脳」は活動していることが測定される場合もあるそうで、、その「“高次脳”が発する脳波がいったい何を表わしているのか、いまのところ誰も判らない」のだそうです。


私の伯父は、一度脳死となり、後に蘇生しました。脳死状態で管をいっぱい付けられていた時に我が母が伯父の手を握り名を呼んだそうです。そうしたら伯父は手を握り返したとのこと。
さらに蘇生後、母があの時のことは覚えているのかと尋ねたところ、伯父は覚えていると答えたそうなのです!
名を呼んでくれたから手を握り返した、と。


いわゆる脳死では、人は死んでいないようです。体は動かなくなりますが、脳はちゃんと機能しているらしいです。こんな状態の時に体にメスなんか入れられたら……!
そりゃ痛いに決まっています。のたうち回りもするでしょうよ。


私はこの事実を最近まで知らなかったもので、くれられるものは何でもくれてやろうとばかり、ドナーカードを所持しようと考えておりました。しかし、
ちょっと考えちゃいますね。


臓器提供の意思表示には「心停止の場合のみ可」というのもあるらしいので、私はそれにしようかな?
別に書きますが、人間はなかなかしぶとくて、心停止してもなお、耳が聞こえたりするそうですけれどもね。